ナショナル・ポートレート・ギャラリー
National Portrait Gallery
ナショナル・ポートレート・ギャラリーは、ナショナル・ギャラリーの別館で、名前の通り、肖像画専門の美術館です。オープンは1856年。議会や政府主導の美術館です。その後、貴族などの寄付もあり、現在の収蔵数はなんと9000点。イギリスの歴史をたどるには、最も適した美術館ともいえるのではないでしょうか。冷酷な王として知られていたリチャード3世からハリーポッターの著者J・K・ローリングスの肖像画まで、分野を問わずにコレクションされています。ちなみに、肖像画専門の美術館としては世界最大。画家や彫刻家、音楽家の肖像画もあるので、芸術に関心がある人にはたまらない場所ですね。展示は、それぞれ時代ごと、世紀ごとのセクションに分けられています。
- 開館時間
- 10:00-18:00 金曜日レイト開館〜 21:00
- 定休日
- 入館料
- 無料(展覧会によっては有料あり)
- TEL
- 44 20 7306 0055
- URL
- http://www.npg.org.uk/
- 住所
- St Martin’s Place, London
- 地図
- 所蔵作品
- 伝ジョン・テイラー作《ウィリアム・シェイクスピアの肖像》(1610頃) ダニエル・マイテンス《国王チャールズ1世の肖像》(1631) アラン・ラムゼイ《国王ジョージ3世の肖像》(1761−62) カサンドラ・オースティン《ジェイン・オースティンの肖像》(1810) ジョージ・ヘイター《ヴィクトリア女王の肖像》(レプリカ)(1863、オリジナルは1838) ハワード・コスター《A.A.ミルンとクリストファー・ロビン・ミルン》(1926) ウォルター・リチャード・シッカート《ウィンストン・チャーチルの肖像》(1927) サム・ウォルシュ《ポール・マッカートニーの肖像(マイクの兄)》(1964) ジョン・スワネル《ダイアナ王妃と子息たち》(1994) ジュリアン・オピー《自画像》(2005)