びくにはし雪中(名所江戸百景)

Bikuni Bridge in Snow, from the series One Hundred Famous Views of Edo

歌川広重

作品解説
"「びくにはし雪中(びくにはしせっちゅう)」は広重の名所絵シリーズ「名所江戸百景」の1図です。|びくにばしは現在の京橋の下を流れる京橋川にかかっていた橋で、静かな雪景色が描かれています。|絵の左側に大きく「山くじら」と書かれた看板が置かれており、通りの向かいには「○やき十三里」の看板があります。|山くじらというのは猪の肉のことで、「十三里」は栗より美味い(九里より四里い)薩摩芋の丸焼き(○やき)を売っているという意味で「○やき十三里」としゃれた店名が付けられています。"
制作年
1858年
素材/技法
多色刷木版画
制作場所
江戸
所蔵美術館
    国立国会図書館
ジャンル