キャンベルスープ缶

Campbell's Soup Cans

アンディ・ウォーホル

作品解説
『キャンベルスープ缶』はアンディウォーホルのポップアートのきっかけとなった作品です。ウォーホルはいつも身近にあった、アメリカ人なら誰もが知るキャンベルスープ缶を描きました。コカ・コーラやキャンベル・スープ缶などアメリカの大衆文化を体現するもの、大量生産されるものを『キャンベルスープ缶』で体現したのでした。「僕は自分が美しいと思うものを、いつも描いているだけです。(中略)僕はスープを描いていますが、それは僕がスープを好きだから。」と彼は語っています。この作品の誕生により、彼はポップアートという新しい芸術分野を確立していきます。写真をベースとするシルクスクリーンに着手し、大衆が好むテーマで作品を生産していきました。
制作年
1961年
素材/技法
シルクスクリーン
制作場所
ニューヨーク
所蔵美術館
    アンディ・ウォーホル美術館