する賀てふ(名所江戸百景)

Suruga-chô, from the Series One Hundred Famous Views of Edo

歌川広重

作品解説
"「する賀てふ」は広重の名所絵シリーズ「名所江戸百景」の1図で、駿河町の光景を描いたもの、「てふ」は「町」のことです。|通りをはさんで両側に立ち並ぶのは、日本橋三越の前身にあたる「越後屋呉服店」、ここからの富士山の眺めがすばらしかったことから、駿河国の名をとって駿河町という町名がついたとも言われています。|背後に富士の絶景をのぞむ構図はかっこうの画題で、多くの浮世絵師が題材に選んでおり、駿河町は庶民の憧れの場所でした。"
制作年
1856年
素材/技法
多色刷木版画
制作場所
江戸
所蔵美術館
    江戸東京博物館
ジャンル