大てんま町木綿店(名所江戸百景)
Cotton goods shops of Ōdenma-chō, from the series One Hundred Famous Views of Edo
歌川広重
作品解説
"「大てんま町木綿店」は広重の名所絵シリーズ「名所江戸百景」の1図です。|かつては交通や輸送のために「伝馬」という制度があり、その拠点として城の近くに伝馬町が設けられていました。|伝馬町は宿駅として栄えましたが、千住に宿駅が移ると伊勢や尾張などの生産地から多くの木綿問屋が軒を列ねるようになりました。|作中には生き生きとした表情で買い物を楽しむ女たちの様子が描かれています。"
制作年
1858年
素材/技法
多色刷木版画
制作場所
江戸