水道橋 駿河台(名所江戸百景)

Suido Bridge and Surugadai (One Hundred Famous Views of Edo)

歌川広重

作品解説
"「水道橋 駿河台(すいどうばしするがだい)」は広重の名所絵シリーズ「名所江戸百景」の1図です。|この図は本郷台地の方から見た駿河台で、端午の節句の日の風景を描いています。|端午の節句が庶民にも親しまれる行事として広まったのは江戸時代のことで、鯉のぼりは5月の江戸の風物詩でした。|画面の奥には富士山の姿が見えていますが、富士山よりも高く、力強く天に上る鯉のぼりの姿は、安政の大地震(1855年)の被害を受けた町の復興を象徴しているとも言われています。"
制作年
1857年
素材/技法
多色刷木版画
制作場所
江戸
所蔵美術館
    江戸東京博物館
ジャンル