真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図(名所江戸百景)

Suijin Forest, Uchikawa and Sekiya Village Seen from near Massaki (One Hundred Famous Views of Edo)

歌川広重

作品解説
"「真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図(まさきあたりよりすいじんのもりうちかわせきやのさとをみるず)」は広重の名所絵シリーズ「名所江戸百景」の1図です。|料亭の円月窓の向こうに梅の木の枝が見えていますが、これは真崎稲荷の梅樹です。|下の方には隅田川の渡し場があり、いかだや渡し船が行き交っています。|隅田川の対岸の森が水神の森で、そこから右に伸びている川が内川、左奥に見える双こぶの山は筑波山で、その下のほうが関谷の里です。|真崎辺は現在の荒川区にある石浜神社の近辺で、境内には名物の田楽を出す料亭が軒を並べていました。"
制作年
1857年
素材/技法
多色刷木版画
制作場所
江戸
所蔵美術館
    江戸東京博物館
ジャンル