北海道・東北 北海道の美術館(9件)
  • 本郷新記念札幌彫刻美術館

    (Hongo Shin Memorial Museum of Sculpture)
    museumname
    本郷新記念札幌彫刻美術館は、札幌市中央区宮の森の閑静な住宅街のなかにある小さな美術館です。
    戦後日本を代表する札幌生まれの彫刻家・本郷新(1905-1980)の彫刻・絵画など1,800点余りの作品を所蔵しています。
    本館と隣接する記念館は、かつて本郷新がアトリエ・ギャラリーとして建てた邸宅です。
    本郷新の彫刻・絵画作品のほか、全国各地に設置された本郷新の野外彫刻の石膏原型、制作道具や家具類を常設展示しており、かつての邸宅の雰囲気を味わいながら、本郷の彫刻とその制作の息吹にふれることができます。
    2階の窓からは札幌市街の眺望を楽しむことができます。
    〒064-0954 札幌市中央区宮の森4条12丁目
  • 北海道立近代美術館

    (HOKKAIDO MUSEUM OF MODERN ART)
    museumname
    1977年のオープン以来、北海道の地域性と国際性を視座に入れたコレクションの充実と、ユニークで多彩な展示活動や教育・情報サービスを進めています。コレクションの中心は、明治以降の北海道美術の動向に関連した近代美術、エコール・ド・パリの作品、ガラス工芸、1960年代以降の現代の美術作品など。北海道の美術文化を拓く文化拠点として地域に開かれた美術館を志向し、所蔵作品をテーマごとに紹介する「近美コレクション」展や特別展、道内各地での移動美術館などバラエティ豊かな展示活動を展開するほか、展示と結びついた講演・講座・解説、質問コーナーの設置など、総合的な美術文化の普及活動を推進。学芸員認定のための博物館実習も担う美術館です。
    〒060-0001 札幌市中央区北1条西17丁目
  • 北海道立三岸好太郎美術館

    ("MIGISHI KOTARO MUSEUM OF ART)
    museumname
    大正から昭和初期、近代日本洋画の青春期に鮮烈な活動をした札幌出身の画家・三岸好太郎の画業を称え、作品や関係資料の収集保存、展示、調査研究と普及活動を行う美術館です。遺族から北海道への作品寄贈を機に、1967年北海道で初めての美術館「北海道立美術館三岸好太郎記念室」として開館しました。北海道立近代美術館の開館に伴い1977年に「北海道立三岸好太郎美術館」と改称して再発足、1983年にはアトリエのイメージを設計の一部に取り入れた新館を建設、移転。代表作の所蔵品展を中心に様々な角度から光を当てた特別展、講演会や音楽会などの開催を続け、開館50周年を迎える2017年頃からは、三岸好太郎の先取の精神に学び、北海道の若手芸術家の紹介や道内外の美術館と連携した企画など、美術館の活動の幅をさらに広げています。
    〒060-0002 札幌市中央区北2条西15丁目
  • 北海道立函館美術館

    (HAKODATE MUSEUM OF ART)
    museumname
    道南地域における美術文化のセンターとして、1986年に函館にオープンした美術館。美術を愛好する多くの市民の強い後押しにより寄託作品が所蔵作品の約10倍という形で出発、2016年3月にはコレクションが2,232点を越えるまでに成長しました。核となる道南地域に関わりの深い作品に加え、ブールデル等の西洋彫刻、中国や朝鮮の工芸・絵画などの東洋美術、道南の美術を牽引した田辺三重松の油彩、松前出身で日本を代表する書家、金子?鴎亭の作品が含まれています。1989年にはそれまでのコレクションの性格に変化を起こす「文字・記号に関わる現代美術」が追加。書のコレクションを契機として生まれたこの分野は、函館美術館のコレクションの幅を一挙に広げ、全国的にもユニークなコレクションとして発展する可能性を秘めています。
    〒040-0001 北海道函館市五稜郭町37-6
  • 北海道立旭川美術館

    (Hokkaido Asahikawa Museum of Art)
    museumname
    1987年、旭川市民憩いの場である常磐公園内に開館した美術館。道北地域の美術文化の拠点として、地域ゆかりの美術から国内外の美術まで多彩な展示活動を展開。同時に地域に根ざした普及活動を行い、あらゆる世代の地域住民、個人も家族連れも学校の児童生徒も障がいのある人も、様々な人が行き交い集える場として親しまれることを目指す美術館です。コレクションの特色は、旭川地域が森林資源に恵まれ家具・木工産業なども盛んな地域であることから、木の造形作品(国内外の作家による木彫、木工芸、椅子など)の収集を行っていること。また、道北地域にゆかりのあるすぐれた作家の絵画、版画、彫刻、工芸作品などを多数所蔵しています。
    〒070-0044 北海道旭川市常磐公園内
  • 北海道立帯広美術館

    (Hokkaido Obihiro Museum of Art)
    museumname
    道立美術館としては5館目、1991年にオープンした美術館です。収蔵作品は、数多くの版画家を輩出する十勝・釧路・根室・網走の道東4地域にゆかりの作家の作品と、国内外の版画を中心とする近現代のプリントアート、農業を基幹産業とする十勝地域の特性に関連する田園風景や農村風俗を主題とした西洋の美術作品の3分野からの構成。収集と調査研究活動、展示活動を展開しながら、地域の各学校や博物館施設、文化団体などと連携し講演会やワークショップなどの教育普及活動を推進。さらに帯広市の中心街にほど近い公園の一角、緑豊かな文化ゾーンに立地する利点を生かし、芸術文化にふれあう場としてふさわしい環境整備にも努めています。
    9:30-17:00(入場16:30まで)
    〒080-0846 北海道帯広市緑ヶ丘2番地
  • 北海道立釧路芸術館

    (Kushiro Art Museum)
    museumname
    北海道立釧路芸術館は釧路・根室圏の新しい芸術文化の拠点として1998年10月に開館しました。優れた芸術作品や芸術活動を紹介し、北国の個性的な文化の形成をめざす活動を展開しています。釧路芸術館のコレクションは、「映像芸術」「自然と芸術」「地域と芸術」が収集の基本方針。写真作品、自然をテーマとする作品、釧路・根室地域等と関連する作品の収集をすすめています。建物はアートホールやフリーアートルーム、美術ワークショップ、音楽ワークショップのための部屋も備えた造り。芸術に関する講演会、講座、映画鑑賞会、コンサートなど、市民や各団体が活動のために利用することもできるほか、「アートシネマ観」と銘打った映画の上映も盛んに行われています。
    〒085-0017 釧路市幸町4丁目1番5号
  • 札幌芸術の森美術館

    (SAPPORO ART PARK)
    museumname
    札幌芸術の森は、「芸術文化都市さっぽろ」のシンボルとして個性ある新しい札幌の文化を育てることを目的に1986年にオープンした、総合的な芸術施設です。広大な敷地に国内外の彫刻作品を常設展示する「札幌芸術の森野外美術館」、美術作品や工芸品の企画展示を行う「札幌芸術の森美術館」「工芸館」、工房や各施設、野外ステージ、アートホールから成り、制作や発表活動、音楽・舞台芸術分野の創作・公演・育成事業も活発。豊かな自然の中で芸術と出会い人々と交流することができる場所として、国際的に広く親しまれています。札幌芸術の森美術館のコレクションは「札幌および北海道ゆかりの作家作品」「現代的観点から収集した国内外の作品」「森に関わりのある作品」を基本に収集されています。
    北海道・札幌
  • 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄

    (KAN YASUDA SCULPTURE MUSEUM ARTE PIAZZA BIBAI)
    museumname
    美唄出身、イタリアで創作活動を続ける彫刻家・安田侃が自らの作品によって立ち上げた、大自然と彫刻が響き合う野外彫刻美術館です。美唄市は炭鉱とともに栄衰を経験した町。閉校となった旧栄小学校跡地に、1992年に開園したのがアルテピッツア美唄です。広大な敷地と豊かな自然を持つ世界でも希有な彫刻公園が生まれ、展示空間としてよみがえった校舎や体育館では様々な展覧会やコンサートなどが開かれるようになりました。幼稚園でもあり彫刻美術館でもあり、芸術文化交流広場でも公園でもあるアルテピッツア美唄では、すべての彫刻作品に手を触れ、遊ぶことができます。それはまさに、自然と人と芸術の新しいあり方を模索し提案し続ける、芸術の本質に通じるあり方なのでしょう。
    〒072-0831 北海道美唄市落合町栄町