関西 京都の美術館(8件)
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京都国立博物館
(KYOTO NATIONAL MUSEUM)京都東山にある京都国立博物館。開館は明治30年(1897)と、120年の歴史をもつ博物館です。
京都に伝来した美術品や文化財、日本・東洋の古美術品や埋蔵文化財などを所蔵。主に平安時代から江戸時代にかけての文化財が多く、収集・保管・展示するとともに、文化財の研究、普及活動を行っています。
敷地内には明治の赤煉瓦造りの本館「明治古都館」と、2014年に開館した「平成知新館」があり、それぞれ特別展時間と平常展示館として利用されています。
本館自体も重要文化財に指定されており、展示のみならず建物も見どころのある博物館です。
〒605-0931京都市東山区茶屋町527 -
京都国立近代美術館(京都府)
(The National Museum of Modern Art(MOMAK))1963年に京都市勧業館別館を改装し、国立近代美術館京都分館として開館後、1967年に京都国立近代美術館となりました。コレクション・ギャラリーにおいて年間約5回の展示品を替えており、特別展は年4~6回開催しています。近現代の美術工芸品を中心に、日本画約1
〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 -
京都市美術館
(Kyoto Municipal Museum of Art)京都市美術館は東京都美術館に次ぐ、日本で2番目の公立美術館として昭和8年(1933)に設立。昭和3年(1928)に京都で行われた天皇即位の記念事業として計画が始まり、当初は「大礼記念京都美術館」という名称で開設されました。
収蔵品は明治以降から1990年頃にまで至る、京都を中心とした日本画・洋画・工芸作品などが中心。常設展は収蔵品の中からテーマを設けて年数回に分けて展示が行われ、特別展は主に近・現代美術を中心に企画構成されています。
また、文化活動の一環として、展覧会に対する新たな視点を見つけるための美術講座やギャラリー・トークを実施し、美術に対する教養を深める活動を行っています。
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内) -
京都府立陶板名画の庭
(Garden of Fine Arts Kyoto)京都府立陶板名画の庭は「1992年国際花と緑の博覧会」に出品された4つの陶板画と施設のために新しく制作された「テラスにて」を4点設置しています。屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園として安藤忠雄の設計により1994年に完成しました。陶板画はモネの『睡蓮・朝』、鳥羽僧正『鳥獣人物戯画 』、ミケランジェロ『最後の審判 』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐 』、清院本『清明上河図』、スーラ『ラ・グランド・ジャット島の日曜日 』、ルノアール『テラスにて』、ゴッホ『糸杉と星の道』の8点です。庭園の地下2階まで掘り下げられた構造と大小の滝や池による水辺の空間の美しさも見所です。
〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町 -
細見美術館
(Hosomi Museum)毛織物で財を成した実業家・細見亮市の収集した東洋古美術品を展示するために開設された美術館として1998年に開館しました。琳派・伊藤若冲といった江戸時代の絵画や平安時代の仏画、仏像、仏具などから古墳出土品に至るまで多岐に渡ります。なかでも平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町水墨、根来や茶の湯釜、桃山の茶陶や七宝工芸が屈指のコレクションであり、その中には重要文化財数十点も含みます。地下2階から地上3階まで吹き抜けとなった中庭が美しく、カフェ・レストラン、屋上庭園、茶室も楽しむことができます。展覧会活動のほか研究発表・情報発信活動の場としても利用されています。
〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 -
野村美術館
(Nomura Museum)野村美術館は、野村證券、旧大和銀行などの創業者・野村徳七のコレクションをもとに1984年に開館いたしました。2016年から休館していましたが、2018年9月にリニューアルオープンをしたばかりです。野村得庵は茶の湯と能楽に深く傾倒していたため、茶道具・能面・能装束をはじめ得庵の遺作も含めて約1700点を所蔵し、重要美術品9件が含まれています。毎週土曜日には、博物館学芸員によるギャラリートークが開催され、また館内には立礼茶席があり、気軽にお抹茶と季節の生菓子を楽しむこともできます。定期的に開かれる茶会では野村氏のコレクションが使用されます。
〒606-8434 京都府京都市左京区南禅寺下河原町61 -
承天閣美術館
(Shokokuji Jotenkaku Museum)相国寺創建600年記念事業の一環として1984年に開館しました。相国寺とその宗派に属する鹿苑寺(金閣寺)や慈照寺(銀閣寺)の所有する、墨蹟・絵画・工芸品等の国宝5点、重要文化財144点を含む文化財を所蔵しています。伊藤若冲ゆかりの寺院であるため、伊藤若冲の作品が充実しています。そのほかにも円山応挙、狩野探幽といった画家、中国由来の仏画・禅画など貴重な一級品が揃います。年毎にテーマを定めた企画展も随時開催されています。第一展示室には金閣寺の境内にある「夕佳亭」を復元、第二展示室には伊藤若冲による水墨画の傑作である「鹿苑寺大書院旧障壁画」を見ることができます。
〒602-0898 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入 -
アサヒビール大山崎山荘美術館
(Oyamazaki Villa Museum of Art)アサヒビール大山崎山荘美術館は実業家・故加賀正太郎氏が大正から昭和初期にかけ建設した「大山崎山荘」を修復し、安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」を新設し1996年に開館しました。モネの傑作『睡蓮』の連作、河井寬次郎の陶器作品群、バーナード・リーチの陶器作品群、ジャコメッティの像のほか、民藝運動作家の陶磁器を中心として、漆器、染色、織物、日本画、西洋絵画、現代彫刻などで構成される約1000点を所蔵しています。年数回の展覧会では100点程度を常設しています。本館2階の喫茶室には、テラスからの眺望を楽しめるオープンカフェもあり、美しい森の中の風景を楽しむことができます。
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3