関西の美術館(27件)
  • アサヒビール大山崎山荘美術館

    (Oyamazaki Villa Museum of Art)
    museumname
    アサヒビール大山崎山荘美術館は実業家・故加賀正太郎氏が大正から昭和初期にかけ建設した「大山崎山荘」を修復し、安藤忠雄設計の「地中の宝石箱」を新設し1996年に開館しました。モネの傑作『睡蓮』の連作、河井寬次郎の陶器作品群、バーナード・リーチの陶器作品群、ジャコメッティの像のほか、民藝運動作家の陶磁器を中心として、漆器、染色、織物、日本画、西洋絵画、現代彫刻などで構成される約1000点を所蔵しています。年数回の展覧会では100点程度を常設しています。本館2階の喫茶室には、テラスからの眺望を楽しめるオープンカフェもあり、美しい森の中の風景を楽しむことができます。
    〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
  • 佐川美術館

    (SAGAWA ART MUSEUM)
    museumname
    佐賀美術館は、1998年3月に設立母体の佐川急便株式会社が創業40周年記念事業の一環として開館した美術館です。日本画家の平山郁夫氏、彫刻家の佐藤忠良氏、陶芸家の樂吉左衞門氏の作品を中心に展示し、出会いを求めて地域社会をはじめ世界に開かれた美術館を目指しています。遠くに比叡山・比良山を仰ぎ、目前に琵琶湖をのぞむ風光明媚な地に位置しており、敷地の大部分を占める水庭に浮かぶようにたたずむ3棟の建物は、四季のうつろいのなかで、さまざまな表情を見せます。グッドデザイン賞や、JCDデザイン賞 '98奨励賞など、美術館全体のデザイン性も注目されています。
    〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川289
  • 国立国際美術館

    (The National Museum of Art)
    museumname
    竹の生命力と現代美術をイメージした斬新な外観を持つ、世界でも珍しい完全地下型の美術館。設計はアルゼンチン出身のアメリカの建築家、シーザー・ペリ。
    設立は1977年、1970年の日本万国博覧会に建設された万国博美術館を活用し、現代美術を発信する美術館としてに開館。老朽化にともない、2004年に現在の美術館を新しく建設しました。
    500点を収蔵するほか、ユニークな企画や注目すべき芸術家の展覧会などを数多く開催。展覧会によっては講演会やギャラリートーク、子ども向けのワークショップなどのイベントが行われています。
    〒530-0005大阪府大阪市北区中之島4-2-55 
  • MIHO MUSEUM

    (MIHO MUSEUM)
    museumname
    MIHO MUSEUMは、1997年11月に開館し、多彩な日本美術とともにエジプト、西アジア、ギリシア、ローマ、南アジア、中国などの世界の古代美術を擁している美術館です。コンセプトは、「桃源郷はここ」。四季の彩りあふれる現代の桃源郷で、美しい自然と建築、美術品、そして食の織りなすハーモニーを堪能できます。レストランやカフェもあり、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
    〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
  • 藤田美術館

    (Fujita Museum)
    museumname
    藤田美術館のコレクションは、明治時代に活躍した実業家、藤田傳三郎と、息子の平太郎、徳次郎によって築かれたものです。建物は明治から大正時代にかけて建てられた藤田家邸宅の蔵を改装し、展示室として再利用したもので、1954年に開館。
    藤田傳三郎は若い頃から古美術への造詣が深く、とくに茶道具に対する鑑識眼は卓越していたといわれます。美術館では、国宝 9 件、重要文化財 53件を含む、約2000件のコレクションを有しています。
    建物の老朽化にともない、長年の課題であった施設の全面的な建替えに取り組むことになり、2017年6月12日より休館。2022年度にリニューアルオープンしました。
    〒534-0026 大阪市都島区網島町10番32号
  • ボーダレス・アートミュージアム NO-MA

    (Art Museum NO-MA)
    museumname
    ボーダレス・アートミュージアム NO-MAは、2004年6月に開館した、社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~が運営する美術館です。町家を改造した美術館で、主に障害者による美術作品の展示を目的としています。展示会によって展示方法や作品の種類が全く違うところが見所で、行く度に新鮮さを味わうことができます。また、2階には沢山の美術書を展示。町家や、周囲の街並みの雰囲気を楽しめるのもポイントです。
    〒523-0849 滋賀県近江八幡市永原町上16
  • あべのハルカス美術館

    (Abeno Harukas Art Museum)
    museumname
    2014年3月に大阪市阿倍野区に開業した超高層ビル「あべのハルカス」の16階にある美術館。あべのハルカスは日本初のスーパートールで、58階から60階にある有料の展望台「ハルカス300」でも有名。美術館がある16階には、ハルカス300のチケットカウンターもあります。
    丸みのある親しみやすい形をしたモチーフは、あらゆるアートをあらゆる人が楽しめるミュージアムでありたいという願いをこめたもの。駅直上で百貨店などを擁する複合ビル内に位置するメリットを最大限に活かして、国宝や重要文化財をはじめ、西洋美術や現代美術、近鉄沿線の文化財に焦点を当てた企画など、多彩な展覧会を開催しています。
    〒545-6016大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F
  • 奈良国立博物館

    (Nara National Museum)
    museumname
    1895年に帝国奈良博物館として開館し、「東京国立博物館」に次ぐ日本で2番目に古い国立博物館です。正倉院展などを行う「東新館」「西新館」、中国古代青銅器を展示する「青銅器館」、そして仏像を展示する「なら仏像館」に分かれています。奈良公園の中に位置し、レンガ造りのなら仏像館は重要文化財に指定されています。収蔵品は館所蔵で国宝・重要文化財を含む1800点以上で、彫刻・絵画・工芸・書・考古資料など多数あり、仏像館では100体近くの仏像を常時展示しています。年3回ほど特別展を開催していますが中でも秋の奈良の風物詩ともいわれる正倉院展が実物で、平成30年は70回の節目を迎えます。
    〒630-8213 奈良県奈良市登大路町50番地
  • 大阪市立美術館

    (Osaka City Museum of Fine Arts)
    museumname
    大阪市の天王寺公園内にある美術館。その敷地は住友家の本邸があった所で、美術館の建設を目的に庭園(慶沢園)とともに大阪市に寄贈されたもので、1936年に大阪市立美術館を開館。太平洋戦争突入後の1942年には陸軍に接収されて軍の司令部が置かれ、一時活動休止を余儀なくされた時代背景もあります。
    所蔵品には個人コレクションの寄贈または購入によるものが多く、日本と中国の絵画・彫刻・工芸など8400件をこえる館蔵品と、社寺などから寄託された作品を展示するコレクション展を開催。国宝や重要文化財に指定された作品も数多く所蔵しており、東洋美術の宝庫です。
    なお、本館は伊藤正文と海上静一によって設計された歴史主義建築の建物で、2015年に国の登録有形文化財に登録されました。
    〒543-0063大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
  • 入江泰吉記念奈良市写真美術館

    (Irie Taikichi Memorial Museum of Photography Nara City)
    museumname
    入江泰吉記念奈良市写真美術館は西日本初の写真専門の美術館で、写真家である入江泰吉の作品を中心に展示を行っています。入江泰吉は奈良大和路の風景や文化財を多く撮影しており、生前に全作品と愛蔵品を奈良市に寄贈したことで開館が実現しました。黒川紀章氏が設計した建築は、展示室など大部分は地下に埋め込まれている構造で、新薬師寺の隣という歴史的な環境との調和を意識しています。一般展示室では写真愛好家の方々の作品展が年2〜3回開催されます。特別展では入江泰吉以外の作品も数多く展示され、2ヶ月ほどのサイクルで様々な写真展を積極的に行っています。
    〒630-8301 奈良県奈良市高畑町600-1
  • 大阪市立東洋陶磁美術館

    (The Museum of Oriental Ceramics)
    museumname
    世界的に有名な「安宅(あたか)コレクション」を住友グループから寄贈されたことを記念して大阪市が設立した美術館で、1982年11月に開館。
    000点を収蔵しており、東洋陶磁のコレクションとして世界第一級の質と量を誇っています。
    館蔵品には2点の国宝と13点の重要文化財が含まれており、約300点の展示により東洋の陶磁史を紹介。展示ケースの一部に自然光を取り入れるなど、陶磁器の魅力を引き出す様々な工夫がこらされています。
    常設展のほかに、専門的なテーマを設けて年1~2回の企画展と特別展も随時開催。
    〒530-0005大阪府大阪市北区中之島1-1-26 
  • 松伯美術館

    (Shohaku Museum of Art)
    museumname
    上村松篁・淳之両画伯からの作品の寄贈と近畿日本鉄道株式会社からの基金により1994年に開館した松伯美術館は、上村松園・松篁・淳之の親子孫・三代の作品を保存、展示しています。特別展示室、第1展示室、第2展示室からなり、季節ごとに年6回ほど展示替えをしながら約30点の作品を展示しています。上村松園の『花がたみ』『楊貴妃』『鼓の音』、上村松篁の『丹頂』『万葉の春』『燦雨』、上村淳之の『四季花鳥図』『月に』『夕日に』などが松伯美術館の所蔵する代表作品で、日本画の普及、作家の育成を図るため、特別展、公募展等も開催しています。美術館の東側には近鉄名誉会長佐伯勇の旧邸が隣接しています。
    〒631-0004 奈良県奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号
  • 堺市立文化館

    (Sakai City Cultural Center)
    museumname
    アール・ヌーヴォーを代表する芸術家「アルフォンス・ミュシャ」の生涯にわたる創作活動を紹介する文化施設で、「堺 アルフォンス・ミュシャ館」が通り名。
    堺市は土居君雄氏が収集した約500点にのぼるアルフォンス・ミュシャの作品を所蔵。氏の没後、コレクションは堺市に寄贈されました。
    土居氏はミュシャの実息、ジリ・ミュシャ(イジー・ムハ)氏との公私にわたる親交によって、ミュシャの祖国(現チェコ共和国)では観ることができない大型の油彩画や下絵など、貴重な作品を加えた厚みあるコレクション形成に尽力し、1989年にチェコスロヴァキア文化功労最高勲章を授与。コレクションはポスターや装飾パネルに加えて、油彩画や素描、書籍、ブロンズ彫刻、宝飾品など多彩な作品で構成されています。
    〒590-0014堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館2F~4F
  • 熊野古道なかへち美術館

    (Kumanokodo Nakahechi Museum)
    museumname
    熊野古道中の山々に囲まれた谷間に建つ、近代的な美術館です。日本画家・野長瀬晩花と南画家・渡瀬凌雲の作品を中心とする作品など1000点以上を所蔵しています。回廊とロビーは全面ガラス張りになっており、世界的建築家ユニット・SANAAが最初に手掛けた美術館建築として知られています。所蔵作品の画家・野長瀬晩花は洋画的な手法を用いた斬新な画風で注目を集めた20世紀前半に活躍した画家です。渡瀬凌雲は日本南画院の再興に参加し文部大臣賞の受賞歴もある画家で、この他にも地元ゆかりの画家と、その周辺の作品や資料を収集、展示します。美術作品を新しい空間で見せてくれる美術館です。
    〒646-1402 和歌山県田辺市中辺路町近露891
  • 和泉市久保惣記念美術館

    (Kuboso Memorial Museum of Arts)
    museumname
    久保惣株式会社ならびに久保家より美術品約500点、および美術館の建物、敷地、基金が和泉市へ寄贈され、1982年に開館。所蔵品も順次寄贈され、現在は国宝2点、重要文化財29点を含む約11
    日本と中国の絵画、書、工芸品など東洋古美術を主に所蔵しており、本館では年6回の展覧会(1回の特別展、5回の館蔵品展)を開催し、新館では中国の青銅器、印象派絵画などを常設展示しています。
    平成9年には美術館新館が寄贈され、展覧会以外にも、茶会やコンサート、市民による作品展など、市民の創作活動並びに発表の機会と場を提供し、市の文化振興につとめています。
    〒594-1156大阪府和泉市内田町3-6-12 
  • 串本応挙芦雪館

    (Okyo Rosetsu Art Museum)
    museumname
    串本町の臨済宗東福寺派別格寺院「無量寺(芦雪寺)」の境内に建つ美術館で、「寺に伝わる宝物を大切にする」という単純素朴な発想から、1961年に「日本で一番小さい美術館」として開館しました。円山応挙、長沢芦雪をはじめ、伊藤若冲、狩野山雪、狩野探幽、白隠らのような歴史に名を残す画家たちの名品50点余りが常設されています。開館後も収集を続け、現代絵画・書作品・木彫・ブロンズ・石彫・乾漆などの現代彫刻作品61点も所蔵し、さらに地元串本町笠嶋泥炭遺跡出土の考古資料も1584点収蔵されています。展示室は5室にわかれ、これらの作品を各部屋で見ることができます。
    〒649-3503 和歌山県東牟婁郡串本町串本833