大阪市立美術館

Osaka City Museum of Fine Arts
大阪市立美術館
大阪市の天王寺公園内にある美術館。その敷地は住友家の本邸があった所で、美術館の建設を目的に庭園(慶沢園)とともに大阪市に寄贈されたもので、1936年に大阪市立美術館を開館。太平洋戦争突入後の1942年には陸軍に接収されて軍の司令部が置かれ、一時活動休止を余儀なくされた時代背景もあります。
所蔵品には個人コレクションの寄贈または購入によるものが多く、日本と中国の絵画・彫刻・工芸など8400件をこえる館蔵品と、社寺などから寄託された作品を展示するコレクション展を開催。国宝や重要文化財に指定された作品も数多く所蔵しており、東洋美術の宝庫です。
なお、本館は伊藤正文と海上静一によって設計された歴史主義建築の建物で、2015年に国の登録有形文化財に登録されました。
開館時間
9:30~17:00 (入場は16:30まで)
定休日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
年末年始(12月28日~1月4日) ※年によって変更になる場合があります。詳しくはお問合せください。
展示替え期間
入館料
一般:300円(団体150円)、高大:200円(団体100円)
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料 【要証明(健康手帳、敬老優待乗車証等の原本)】
※団体は20名以上です。
※特別展・特別陳列などの料金は別途定めます。
※特別展併設時は特別展観覧料にてコレクション展もご覧いただけます。
無料開放日
なし
TEL
06-6771-4874
URL
https://www.osaka-art-museum.jp/
住所
〒543-0063大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
地図
所蔵作品
・重要文化財、絹本著色伏生授経図 ( 伝・王維筆、宋時代、阿部コレクション)
・重要文化財、米芾(べいふつ)草書四帖 (宋時代、書)
・重要文化財、紙本墨画明妃出塞図 (宮素然筆、宋時代)
・重要文化財、絹本著色潮干狩図 (葛飾北斎筆、江戸時代)
・重要文化財、円型図案集のうち 鹿図 (尾形光琳、17後半-18世紀初期)
・四季花鳥図 (狩野宗秀、16世紀後半、田万コレクション)
・萩薄扇面双雀鏡 (室町時代、工芸品、田万コレクション)
・石造菩薩交脚龕 (北魏時代 5世紀後半、山口コレクション)