ヤノベケンジ

Kenji Yanobe        
1965年-
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国籍
日本
 
アーティスト解説
ヤノベケンジは日本の現代美術作家であり、「子供時代の記憶や関心」に基づいて製作する巨大な機械彫刻などが有名です。
大阪に生まれ大阪万博会場跡地で遊んだ幼少期の「未来の廃墟」のイメージが彼の作品に影響を与えているといい、また1990年代にはチェルノブイリの激しい放射線量、遊園地・保育園・軍用車などの残骸の「現実の廃墟」のすさまじさを実際に目にしたことで、自身の作品のテーマを「廃墟からの再生」に転換していくこととなります。
近年では東日本大震災と福島第一原子力発電所事故からの復興と再生への願いを託した像「サンチャイルド」を製作し福島市内の教育施設前に設置しましたが、風評被害を助長するなどの批判が高まり撤去することとなりました。
しかし彼の作品はその後も注目度が高まり、ヤノベは子供達に「未来の希望」を伝えたいという気持ちから作品を製作し続けています。
彼の作品は、子供の命令だけで動くロボットや自身が乗っていた車と産業廃棄物で作った約3.7mのマンモスロボットなど仕掛けにも優れているのが特徴です。
2016年には第29回京都美術文化賞を受賞するなど高い評価を得ており、今後も日本を代表する作家として活動を広げていくことでしょう。
経歴

    1965年 大阪府高槻市に生まれる。

    1989年 京都市立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業。

    1990年 キリンプラザ大阪コンテンポラリー・アワード'90受賞作品展出展。

    1994年 3年間ベルリンに活動拠点を置く。

    1998年 個展「ルナ・プロジェクト - 史上最後の遊園地」開催。

    2005年 豊田市美術館で個展「KINDERGARTEN」を開催。

    2013年 瀬戸内国際芸術祭、あいちトリエンナーレ2013に参加。

    2007年 個展「トらやんの世界」開催。

    2016年 第29回京都美術文化賞を受賞。

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