フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン
Information
会期 | 2022年11月3日〜2023年1月29日 |
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会場 | 富山市ガラス美術館 |
入場料 | 一般 1,500円 (1,300円) 大学生 1,300円(1,100円) ※「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展」との共通観覧券 ※( )内は20名以上の団体 ※高校生以下無料 ※本展観覧券で常設展もご覧いただけます。 |
開館時間 | 午前9時30分~午後6時(金・土曜日は午後8時まで。入場は閉館の30分前まで) |
休館日 | 第1・3水曜日、年末年始(12月29日~1月1日) |
電話番号 | 076-461-3100 |
住所 | 〒930−0062 富山市西町5番1号 |
アクセス | ○富山駅から市内電車環状線にて約12分「グランドプラザ前」下車 徒歩約2分 ○富山駅から市内電車南富山駅前行きにて約12分「西町」下車 徒歩約1分 ○富山地鉄バス「西町」下車すぐ、「総曲輪」下車 徒歩約4分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://toyama-glass-art-museum.jp/exhibition/exhibition-5026/ |
展示内容・解説
機能性とともに洗練された美しさを誇る北欧フィンランドの家具や陶器、ガラスなどのプロダクトは、21世紀の日本の暮らしにも大いに取り入れられ、私たちの生活に心地よい調和と潤いを与えてくれます。
1917年、大国ロシアから独立したフィンランドでは、ナショナリズムが高まるなか、新しい国づくりと国民のアイデンティティを取り戻すため、様々な側面でモダニズムが推し進められました。ガラスも例外ではありません。1930年代、ミラノ・トリエンナーレや万国博覧会など、国際展示会を見込んだ国内コンペティションが開催されるようになると、第二次世界大戦後、国家の復興をかけてそのチャンスは増加し、国際舞台への切符を求めて、若きデザイナーたちが鎬(しのぎ)を削っていったのです。そして1950年代、フィンランドの風土を反映したグラスアートは国際的な名声を博し、世界のデザイン界にその存在を顕示していきました。
本展は、1930年代から今に至る、8名のデザイナーと作家の作品約140件によって、フィンランド・グラスアートの系譜を辿ります。フィンランドでは、デザイナーが手がけたガラス製品の中でも、芸術的志向の高いプロダクトを「アートグラス」と呼びました。本展では、彼らが自ら「アートグラス」の名のもとにデザインし、職人との協働作業によって制作した作品に着目します。それぞれの表現者たちが、いかにガラスという素材と対峙し、探究し、創作の可能性を押し広げていったのか―各時代、各作家たちのガラスへの信条と挑戦、そしてプライベートな想いを垣間見ることができる機会です。どうぞお楽しみください。
(公式HPより)