百瀬文 展 口を寄せる

会期終了

Information

 
会期2022年12月10日〜2023年6月4日
会場 十和田市現代美術館
入場料 1800円(常設展込み)。団体(20名以上)200円引き。高校生以下無料。
開館時間 9:00 − 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし、1月2日(月)は臨時開館。 12月27日(火)〜1月1日(日)は冬季休館。 1月10日(火)〜19日(木)はメンテナンス休館。 ※2023年4月以降の臨時開館、休館日については現在未定です。後日webページにてお知らせします。
電話番号 0176-20-1127
住所 〒034-0082 青森県十和田市西二番町10-9
アクセス 八戸駅から
十和田観光電鉄バス「八戸駅」東口⑤から乗車
「官庁街通」バス停下車、美術館まで徒歩5分
所要時間 約1時間
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公式HP https://towadaartcenter.com/exhibitions/momose-aya/

展示内容・解説

映像やサウンド・インスタレーションなど様々な技法を用い、セクシュアリティ、ジェンダーへの問題を追究する美術家 百瀬文の美術館個展

十和田市現代美術館では、百瀬文の個展「口を寄せる」を開催します。百瀬は主に映像作品で、他者とのコミュニケーションの中で生じる不均衡をテーマとし、身体・ セクシュアリティ・ジェンダーを巡る問題を追究しています。本展では、女性声優をテーマにした新作サウンド・インスタレーション《声優のためのエチュード》を発表します。この作品は、「声」だけが聞こえ、性別を判断できるキャラクターの容姿やしぐさが映し出されたアニメーションがありません。映像と切り離された「声」は、性別を超えた流動的な存在として表れます。新作の他に、耳の聞こえない女性と耳の聞こえる男性との触れ合いに生じるすれ違いが映し出されている《Social Dance》や、百瀬の父親が百瀬の書いた173問の質問項目に口頭で答えていくなかで、その回答が父親の意志から離れていく《定点観測(父の場合)》など、性別や世代の異なる他者との関係やその背後にある見えない存在や抑圧が映し出された作品を出展します。展覧会タイトルの「口を寄せる」は、他者に寄り添う動作を連想させますが、「声」がさまざまな身体を行き来していく様子にもつながります。
存在しているのに、抑えつけられ、ないものとされていたさまざまな「声」に、耳を傾けてみてください。
(公式HPより)

アーティスト

  • 百瀬文

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