鴎外の『水沫集』 第一作品集に込めた詩想

会期終了

Information

 
会期2023年2月3日〜2023年4月2日
会場 文京区立森鴎外記念館
入場料 一般300円(20名以上の団体:240円)
 ※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
 ※文京ふるさと歴史館入館券、パンフレット(押印入)、友の会会員証ご提示で2割引き
開館時間 10時~18時(最終入館は17時30分)
休館日 2月20日(月)~22日(水)、3月27日(月)、28日(火)
住所 〒113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4
アクセス 1.千駄木駅1番出口「団子坂方面出口」を出て、左へ曲がります。(信号は渡らないでください)
2.少し急な坂をそのまままっすぐ上ります。(道を挟んだ右手には銀行があります)
3.「団子坂上」交差点の横断歩道をまっすぐ渡り、10m程先、レンガ色のビル(1階飴屋さん)を通り過ぎます。
4.すぐ隣が記念館です。(コンビニの手前です)
左側の通路を進み、右手奥の大きな自動ドアからお入りください
*1階のショップとカフェ、2階の図書室は無料でご利用いただけます
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公式HP https://moriogai-kinenkan.jp/modules/event/?smode=Daily&action=View&event_id=0000002202

展示内容・解説

生涯で50冊以上の文芸書を刊行した森鴎外。その第一冊目である、作品集『水沫(美奈和)集』が刊行されたのは、現在から130年前の1892(明治25)年、鴎外30歳のときのことです。小説『舞姫』『うたかたの記』『文づかひ』のドイツ三部作をはじめ、14篇の翻訳小説、2篇の翻訳戯曲、友人らと共訳した訳詩集『於母影』などが収録されています。鴎外自身の手によって編まれた600頁を越える大冊は、20代の鴎外の詩想すなわち文芸における試みや、野心の集大成と言えるでしょう。
 『水沫集』は、鴎外にとって特別な一冊であったと共に、長きにわたって読み継がれた一冊でもあります。『水沫集』は版を重ね、鴎外が60歳で没するまでの間に、改訂版そして縮刷版が刊行されました。鴎外はその度に推敲し、序文や漢詩を新たに書き、字句に訂正を加えました。
 本展の主役は、この一冊の本です。鴎外が『水沫集』で試みたことを、刊行の経緯や当時の鴎外の動向、収録作品などから展覧します。また、『水沫集』を読み影響を受けた文学者たちを紹介します。鴎外が第一作品集に込めたエモーションをご覧ください。
(公式HPより)

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