國盛麻衣佳・Olectronica『記憶への手つき Handshake with Memory』
Information
| 会期 | 2023年2月23日〜2023年3月26日 |
|---|---|
| 会場 | 京都芸術センター |
| 入場料 | 無料 |
| 開館時間 | 10:00~20:00 |
| 休館日 | 3月1日(水) |
| 電話番号 | 075-213-1000 |
| 住所 | 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 |
| アクセス | ○JR「京都駅」から地下鉄烏丸線に乗り換え「四条駅」下車、22・24番出口より徒歩5分 ○阪急京都線「烏丸駅」22・24 番出口より徒歩5分 ○京阪本線「三条駅」から地下鉄東西線に乗り換え「烏丸御池駅」下車、4番出口より徒歩10分 |
| 地図 | Google MAPで見る |
| 公式HP | https://www.kac.or.jp/events/33051/ |
展示内容・解説
暮らしの中で使われてきた物には、人々の生活の痕が残り、まるで記憶を宿していると感じられることがあります。本展では、出品する2組のアーティストたちの物との関わり方を「手つき」と呼ぶことで、両者の姿勢や創造性を浮き彫りにします。
大分を拠点とするOlectronicaは、用途を失った骨董やガラクタを取り上げ、それらを別の何かに見立てることで、作品を作ります。一方、福岡の採炭地に生まれ育った國盛麻衣佳は、「炭鉱」をテーマに、そこで暮らした生活者の姿などを描き出します。
この社会の中から消え去ろうとしているものに寄り添い、そこにあるものを掬い取ろうとすること。表現ジャンルも扱っているモティーフも異なってはいますが、彼らはどちらも、人の生活と密接に関わっていた物を取り上げ、それらを再び人との関係性の中に結び直そうとします。
私たちは物とどのように関わることができるのか。自然環境や限られた資源への配慮が求められる一方で、私たちの生活はいまなお、消費や廃棄と深く関わっています。そうした状況の中で、両者がものに触れ、作品を作る際の「手つき」は、消費や使用とは異なった物との新しい関わり方を示してくれるでしょう。
(公式HPより)
アーティスト
- 國盛 麻衣佳




