野の香に愛でる 日本絵画の妙
Information
会期 | 2021年10月22日〜2021年12月24日 |
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会場 | 香川県立ミュージアム |
入場料 | 一般 410円(330円) ※高校生以下、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方は無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※会期中開催の特別展観覧券でも観覧可(11月23日まで) |
開館時間 | 9時~17時*入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 |
電話番号 | 087-822-0002 |
住所 | 〒760-0030 香川県高松市玉藻町5−5 |
アクセス | ■電車 ○JR高松駅から東へ900m ○ことでん高松築港駅から東へ800m ○ことでん片原町駅から北へ500m ■バス ○ことでんバス「県民ホール前」下車徒歩2分 ○高松空港からシャトルバスで「JR高松駅」下車(およそ35分)、東へ900m ■車 ○高松西ICから車で、およそ30分 ○高松中央ICから車で、およそ25分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/kmuseum/tenji/josetsu/1.html |
展示内容・解説
人々は古来より、四季折々にうつろう自然の姿を愛でてきました。そのきっかけとなったのが、中国から伝わる山水花鳥画でした。そこには自然が湛える大気と水、植物や樹木、鉱物の類から人物や風俗、鳥獣に至るまで自然が育むあらゆる生命を象徴的に表現し、理想化された境地を彷彿とさせるなど憧れとなって人々の心を捉え、魅了してきました。その舞台となる中国奥地には、荘厳な山々が連なる無窮の広がりと神秘に満ちた大空間がそびえています。山水画はこのように圧倒的な非日常の光景として描かれていますが、一方で平安時代の日本では物語文学が色濃く反映された絵巻物の興盛とともに、日本風土にみる穏やかな四季のうつろいを描いた"和絵"あるいは"大和絵"と称される日本のオリジナル絵画の登場を迎えることになります。室町時代、禅宗の享受とともに水墨画が渡来し、山稜と滝(水曜日)、季節を彩る植物の表現は繊細さを極めます。さらに湖水に遊ぶ人物が登場するなど、山水画の新境地が主流を占めるようになります。
本展では、このように日本独自の絵画の礎が築かれる過程と、明治期以降の西洋化の波に翻弄されながら、その時代における意義を確実なものとした新生日本画の、現在に至るまでとを概観します。
(公式HPより)