leave-taking

会期中

Information

 
会期2021年12月4日〜2022年2月19日
会場 Akio Nagasawa Gallery Ginza
入場料 無料
開館時間 火〜土 11:00–19:00 (土 13:00–14:00 CLOSE)
休館日 日曜、月曜、祝日
電話番号 03-6264-3670
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6F
アクセス 東京メトロ日比谷線/都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A2出口より徒歩1分
東京メトロ丸の内線/日比谷線/銀座線「銀座駅」A7出口より徒歩3分
JR「有楽町駅」中央口より徒歩8分
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公式HP https://www.akionagasawa.com/jp/exhibition/mari-katayama-leave-taking/

展示内容・解説

「正しい身体」から消失の過程まで。

三部作と呼んでいる『shadow puppet』、『bystander』、『on the way home』の撮影から約5年経った。
その間、出産や育児、制作の拠点を定め、生まれて初めてアトリエを持つなど生活や環境が大きく様変わりした。
その変化は制作に影響しているように思える。
子がハイハイしだしたら危ないからと針と糸を片付け、『cannot turn the clock back - gift』を最後にオブジェ制作からは遠ざかっていた。
その代わり故郷近くの足尾銅山や渡良瀬川周辺、出張先のホテルでも撮影するようになり、
信頼できる技術者との出会いもフィルム撮影に拍車をかけた。

同時に、海外での初個展や国際展の参加、写真集出版など、外に向かうことや、過去作と向き合う機会が多くなり、
「身体あっての制作」という自覚と希望をもちつつ、外に出れば出るほどその「身体」に求められる「正しさ」の逆風を強く感じるようになった。

自己を写す鏡としての「あなた」や「社会」に、同じく鏡を内包するカメラを向けることで生まれる「合わせ鏡」。
その永遠性に真理が在るような気がする。

世の中は「正しい身体」にフィットするようできている。わたしにとってのオブジェは、そんな「正しい身体」の代用品だった。
オブジェの「作品」という存在価値は「正しい身体」のそれと等しい。
だから私はいつまでも写真の中で「作品」ではなくマネキンでいられたのだ。
『leave-taking #010』において、長時間露光の中ゆっくりと部屋を満たしていくような光は、そんなオブジェに対する飽和した愛と憎しみのようにみえる。
しかしこの5年の生活でオブジェはあまり頼りにならなかった。(オブジェは制作してくれないし、光熱費も払ってくれないからね!)
どんな出来事も、身体あっての遭遇だろう。
生きるにも死ぬにも、正しさや間違えは関係なく、この身一つが全てだったのだ。
光と光のぶつかり合いで、その間に立つものが消えてしまうグレア現象(蒸発現象ともいう)というものがあるが、それも合わせ鏡に似ている。
まぶしい「正しい身体」を手放して身軽になれば、光も真っ直ぐ届くだろうか。
(公式HPより)

アーティスト

  • 片山 真理

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