明日への祈り展 ラリックと戦禍の時代

会期終了

Information

 
会期2022年3月19日〜2022年11月27日
会場 箱根ラリック美術館
入場料 大人 ¥1,500
大学生・高校生・シニア(65歳以上) ¥1,300
中学生・小学生 ¥800
障害者手帳ご持参の方(お付添い1名様も¥750)¥750

※団体料金は15名以上です。
※車いすのご用意がございます。スタッフまでお申し付けください。
開館時間 9:00〜16:00(美術館最終入館は15:30まで)
休館日 毎月第3木曜日(但し8月は無休)
電話番号 0460-84-2255
住所 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
アクセス ■小田急ロマンスカー・電車・バスご利用の場合
○箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より、箱根登山バス「湖尻・桃源台」行きにて約30分「仙石案内所前」下車すぐ
○新幹線・JR「小田原駅」より、箱根登山バス「湖尻・桃源台」行きにて約45分「仙石案内所前」下車すぐ
○小田急箱根高速バス「新宿駅」より約120分「箱根仙石案内所」下車すぐ
○小田急箱根高速バス 羽田線
「羽田空港」→「横浜駅」→「御殿場駅」→「箱根仙石案内所」
「羽田空港」よりおよそ150~165分。「箱根仙石案内所」下車すぐ

■お車をご利用の場合
○東名御殿場I.C.より乙女峠経由、仙石原まで約20分
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公式HP http://www.lalique-museum.com/museum/event/detail.html?id=51

展示内容・解説

ルネ・ラリック(1860-1945)が生きた20世紀は、世界が大きく揺れ動いた時代でした。1914年に人類史上初の世界大戦が、1939年には第二次世界大戦が勃発し、多くの命が奪われました。戦争は、ラリックの創作活動にも大きな影響を及ぼします。第一次世界大戦時、閉鎖に追い込まれた工場では、実験用ガラス器具や衛生用ガラス製品の製作を要求され、作品をつくることは叶いませんでした。
そのような中、ラリックは国会などの要望により、兵士や戦争孤児、そして当時流行していた感染症・結核を患った人々のため、チャリティイベント用のブローチやメダルを制作し、その売り上げが困窮者へ寄付されました。これらの作品は、決して煌びやかではないものの、芸術で人々の心を豊かにしたいというラリックの願いが込められています。そして第一次世界大戦終結後、ラリックは悲しみを鎮めるかのように、ガラスを使用し、教会などの祈りの場の内装を手がけました。

本展では、フランスの苦難の歴史と戦争で傷ついた人々のため、ラリックにより作られたチャリティ用のメダルやブローチ、キリストや天使をモチーフにした作品などを、祈りをテーマにご紹介します。新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、21世紀を生きる私たちもまた、何かに祈り、明日に希望を見出し、今を生き抜こうとしています。どんな時にも人々の心にそっと寄り添ったラリックの作品をどうぞご覧ください。
(公式HPより)

アーティスト

  • ルネ・ラリック

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