木のおもちゃの物語~おもちゃの町、ドイツ・ザイフェンを巡ろう!~
Information
会期 | 2022年3月2日〜2022年10月3日 |
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会場 | エルツおもちゃ博物館・軽井沢 |
入場料 | 【エルツおもちゃ博物館・軽井沢単館の場合】 大人 750円 中高生 500円 小学生 350円 【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデンとの2館共通セット券の場合】 大人 1,400円 中高生 900円 小学生 650円 ※小学生未満無料 ※小学生以下のご入館には保護者の同伴が必要です ※障がい者割引あり |
開館時間 | 【3月~4月】10:00~16:00 【5月~10月】9:30~17:00 ※最終入館は閉館の30分前 |
休館日 | 火曜日 ※5月3日(火)およびGWは開館、7月~9月は無休 |
住所 | 〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉182(塩沢・風越公園) |
アクセス | 軽井沢駅からタクシーで約10分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://museen.org/erz/exhibition |
展示内容・解説
ドイツ東部のエルツ地方は、木工おもちゃ産業において300年以上の歴史を有しています。エルツ地方はもともと鉱業で栄えていました。しかし鉱業が衰退すると、それまで副業的に行われていた木工おもちゃ作りが本格化していきます。特にザイフェンは、おもちゃの町として世界的に有名です。町のメインストリートにはマイスターたちのおもちゃ工房が立ち並び、「くるみ割り人形」や「パイプ人形」をはじめとした、良質な木工おもちゃが生み出されています。
木工おもちゃの題材となるのは、鉱業の様子や様々な職業、ドイツで親しまれている物語、イースターなどの伝統行事といった、エルツ地方の人々の暮らしと深く結びついた情景です。例えば「くるみ割り人形」には、冠を被った王様の形をしているものが多くあります。これはその昔、庶民を苦しめていた王様の姿が反映しているためともいわれ、当時の人々の生活が垣間見える一説です。また、E.T.Aホフマン「くるみ割り人形とねずみの王様」などの児童文学や、チャイコフスキーのバレエの題材にもなり、多くの人々に親しまれています。もう1つの伝統的なおもちゃである「パイプ人形」は、「鉱夫」や「おもちゃ屋」、「夜警」など、人々の暮らしに根付いていた職業のモチーフが豊富です。
本展では、「くるみ割り人形」と「パイプ人形」を中心に、ザイフェンで作られる様々な木工おもちゃを紹介します。おもちゃの町・ザイフェンの雰囲気を楽しんでもらいながら、おもちゃのモチーフとなっているエルツ地方の歴史や文化について知っていただけたら幸いです。
(公式HPより)