伝・三浦按針墓出土人骨とウィリアム・アダムス

会期終了

Information

 
会期2022年2月15日〜2022年5月29日
会場 土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム
入場料 一般 200円 (1160円) 
大学生等 100円 (80円) 
*( )内は20名以上の団体料金です。
下関市・北九州市在住の65歳以上  100円
開館時間 9:00~17:00
休館日 月曜日 (祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日~1月3日)
住所 〒759-6121 山口県下関市豊北町大字神田上891-8
アクセス JR長門二見駅 → ブルーライン交通バス(肥中ゆき) → 土井ヶ浜バス停下車 →  徒歩3分
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公式HP http://www.doigahama.jp/planeed/index.html

展示内容・解説

ウィリアム・アダムスは、 1564年にイギリス・ケント州ジリンガムで生まれました。 12歳で故郷を離れ、テームズ川の近く のライムハウスの造船所の徒弟となり、 12年間、 造船技術、 航海技術、 天文学、数学などを学びます。 その後、バーバリー貿易会社に勤務しますが、 1598年に、 5艘からなるオランダ東洋遠征艦隊旗船ホープ号に航海士 として乗船し、初夏、 ロッテルダムを出航します。 アダムスは航海中、リーフデ号に移り、苦難の末1600年(慶長5年)、 豊後臼杵(大分県臼杵市) に到達します。
徳川家康に重用され、西洋式帆船を建造するなど、 外交や海外との貿易で活躍し、家康から領地と 「三浦按針」の名 前を授かり、帯刀を許されたファースト・サムライになります。 平戸のイギリス商館の建設にも尽力しますが、 1620年( 元和5年) に病気のため55歳で亡くなります。 その亡骸は終焉の地、 平戸に埋葬されましたが、禁教令によって、 外人 墓地は破壊されたために、墓の所在がわからなくなりました。
しかし、長年貴人の墓として守られてきた墓が抜針の墓ではないかと推測され、 按針没後400周年行事の一環として この墓の調査が実施され、人骨が出土しました。
この骨がアダムスの骨なのかを探るため、人骨の形態的研究とDNA分析をおこないました。 今回、その謎に迫る研究 を紹介します。

(公式HPより)

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