生誕100年富岡惣一郎展 白、追い求めて

会期終了

Information

 
会期2022年3月26日〜2022年6月19日
会場 小林古径記念美術館
入場料 一般 510円/小学生・中学生、高校生 260円
(注)幼児及び上越市内の学校に通う小学生・中学生は無料
(注)5月18日(水曜日)は「国際博物館の日」を記念して入館無料
開館時間 午前9時~午後5時 
休館日 月曜日
住所 〒943-0835 上越市本城町7-1
アクセス えちごトキめき鉄道「高田駅」から、徒歩約15分
「高田駅前案内所」からバスにて「高田城址公園」下車、徒歩約5分
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公式HP https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kokei/

展示内容・解説

当市出身の洋画家、富岡惣一郎(1922年~1994年)の生誕100年を記念し、富岡芸術を回顧する展覧会を開催いたします。

富岡は、1922年(大正11年)に新潟県高田市南本町(現・上越市)で生まれました。新潟県立高田商工学校卒業後は、三菱化成工業に勤務の傍ら独学で絵を学びました。1963年(昭和38年)、第7回サンパウロ国際ビエンナーレ展に出品した「永遠の流れ」が近代美術館賞を受賞したことで国際的な注目を浴びると、1965年(昭和40年)には長年勤めていた会社を退職し、新天地・ニューヨークへ活動の舞台を移しました。

雪の美しさに惹かれ、「白」という色彩に魅せられた富岡は、白色絵具が持つ黄変・亀裂・剥落という欠点を克服した油絵具「トミオカ・ホワイト」を開発します。この絵具と、特注のパレットナイフを用いて独自の「白の世界」を築き上げた富岡の作品は、移住先のアメリカで「東洋の白」と絶賛され、高い評価を得ました。

1972年(昭和47年)の帰国の後は、北海道、東北、中部など、国内各地の雪景を取材した成果を 「雪国シリーズ」として発表しました。また、世界中の誰も描いていない「白の世界」を求めて、ヘリコプターやセスナ機による上空からの取材を行うなど、様々な方法を駆使して雪の「白」に迫りました。

本展覧会では、60点にのぼる当館所蔵の富岡作品のなかから、初期から晩年に至るまでの画業を辿るとともに、上越市役所をはじめとする公共施設のなかに息づく富岡芸術もあわせて紹介します。
(公式HPより)

アーティスト

  • 富岡惣一郎

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