未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ展
Information
会期 | 2022年4月5日〜2022年6月19日 |
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会場 | 国立工芸館 |
入場料 | 新型コロナウイルス感染症予防対策のため、事前予約制(日時指定券)を導入します。 ⇒こちら(https://www.e-tix.jp/ncm_ceramics/)から来館日時をご予約いただけます。 ※お電話でのご予約はお受けしておりません。 ※会場では当日券を販売しています。 ただし、ご購入の列にお並びいただく場合やご入館時に販売予定枚数が終了している可能性もございますので、オンラインでの事前のご予約・ご購入をお薦めいたします。 ※10名以上での来館をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。 (050-5541-8600/ハローダイヤル) |
開館時間 | 9:30~17:30 ※ 入館時間は閉館30分前まで |
休館日 | 月曜日 |
電話番号 | 050-5541-8600 |
住所 | 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-2 |
アクセス | 1.JR金沢駅東口(兼六園口)からのアクセス方法 ■バス 【路線バス】 3番乗り場:18系統に乗車(約12分)、「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」下車徒歩7分 7番乗り場:どの系統でも乗車可(約11分)、「広坂・21世紀美術館(しいのき迎賓館前)」下車徒歩9分 6番乗り場:乗車(「柳橋」行を除く)(約12分)、「出羽町」下車徒歩5分 【城下まち金沢周遊バス】 6番乗り場:右回りに乗車(約18分)、「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」下車徒歩7分 左回りに乗車(約20分)、「広坂・21世紀美術館(石浦神社向い)」下車徒歩7分 詳しくはこちら http://www.hokutetsu.co.jp/route-bus 【まちバス】 ※ 土日祝のみ運行 5番乗り場:乗車(約20分)、「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」下車徒歩約7分 詳しくはこちら https://www.machibus.com/root.html ■タクシー 約4km、平常時で約10~15分 2.お車でお越しの方 北陸自動車道金沢西ICまたは森本ICから20~30分。 駐車場は国立工芸館周辺の文化施設共用駐車場(約250台)(無料)をご利用ください。 国立工芸館から近い順は以下のとおりです。 第3駐車場(石川県立歴史博物館駐車場) 70台 徒歩1分 第2駐車場(石川県立美術館駐車場) 60台 徒歩約3分 第1駐車場(石川県立能楽堂駐車場) 128台 徒歩約4分 ※ 駐車場係員から駐車券を受け取り、国立工芸館受付にお渡しください。 お帰りの際は、駐車場係員が押印済の駐車券を回収いたします。 ※ 兼六園周辺の文化施設(石川県立美術館、いしかわ赤レンガミュージアム、石川県立能楽堂、いしかわ生活工芸ミュージアム)の共用駐車場となります。 3.まちのり(レンタサイクル) 近隣にポート有(「18 本多の森公園・国立工芸館」) 詳しくはこちら https://www.machi-nori.jp/ |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/ceramics-of-the-past-and-of-the-future/ |
展示内容・解説
【展覧会について】
伝統的な陶芸の歴史をつくってきた日本工芸会陶芸部会の活動が2022年に50周年を迎えたのを記念して、伝統陶芸の活動の歩みと多彩な展開を紹介する展覧会を開催します。
日本工芸会の中でも会員数が最も多い陶芸部会は、1973年、重要無形文化財保持者(人間国宝)らの声掛けにより、会員の活動をさらに活性化させる目的で活動が始まりました。
陶芸技術の保存と活用はもとより、先達たちが培った技術・技法への対応からさまざまなことを学び、それを糧として自身の想いを作品に映し出しています。
本展では、歴代の人間国宝の名品をはじめ、草創期に勢力を二分した日展や陶芸部会以外でありながら伝統の世界に刺激を与え続けている陶芸家の作品、さらには新進作家らの最新作を取り上げ、その歩みと未来へとつなぐ陶芸の技と美を137名の139点で紹介します。
【展覧会のポイント】
●歴代の人間国宝の全作品を展示紹介(各個認定のみで 、 団体認定は除く)。
●伝統陶芸の歴史をつくってきた公募展の受賞作・入選作が大集合 。
●若い世代を中心とした近作・最新作から未来の伝統陶芸の姿を探る 。
【展示構成】
●第Ⅰ章:「伝統工芸(陶芸)の確立」
日本工芸会の初期の活動を支え、その存在を知らしめるきっかけとなった陶芸家の優品を展示し、伝統陶芸の神髄を紹介します。
出品作家/金重陶陽、加守田章二、藤本能道、松井康成、三輪休和ほか 19作家19点
■column1:【伝統工芸(陶芸)と創作工芸(陶芸)】
日本工芸会と勢力を二分する日展の代表的な作家の作品を紹介します。
(出品作家/板谷波山、六代清水六兵衞、楠部彌弌 3作家3点)
■column2:【人間国宝(重要無形文化財保持者)の存在】
1955年に陶芸分野で初の重要無形文化財保持者となった4名の代表作を紹介します。
(出品作家/荒川豊蔵、石黒宗麿、富本憲吉、濱田庄司 4作家5点)
●第Ⅱ章:「伝統工芸(陶芸)のわざと美」
多彩な展開をみせてきた伝統陶芸の技と美の広がりを紹介します。
出品作家/井上萬二、十三代今泉今右衛門、中島宏、吉田美統*ほか 33作家33点
■column3:【産地と表現】
窯業地が育んだ独自の作風を紹介します。
(出品作家/伊勢﨑淳、市野雅彦、五代伊藤赤水、三代德田八十吉、福島善三、三輪壽雪 6作家6点)
■column4:【茶の湯のうつわ】
伝統陶芸には欠かせない日本の文化を映す茶の湯のうつわを紹介します。
(出品作家/加藤孝造、鈴木藏、德澤守俊、波多野善蔵、樂直入 5作家6点)
●第Ⅲ章:未来へつなぐ伝統工芸
伝統的な技術・技法を駆使しつつ現代という時代を意識して作品をつくり上げている陶芸家の作品を紹介します。
出品作家/井戸川豊、十四代今泉今右衛門、鈴木徹、前田昭博ほか 57作家57点
■column5:【素材と表現】
新たな素材と独自の技法により導き出された作品を紹介します。
(出品作家:石橋裕史、隠﨑隆一、神農巌 3作家3点)
■column6:【新たな技法とうつわのかたち】
現代という時代を作品に映し出し、これからの伝統陶芸の可能性を予感させる作品を紹介します。
(出品作家/伊勢﨑晃一朗、渋谷英一、中田博士、新里明士、見附正康、室伏英治、和田的 7作家7点)
アーティスト
- 金重陶陽
- 加守田章二
- 藤本能道
- 松井康成
- 三輪休和
- 板谷波山
- 六代清水六兵衞
- 楠部彌弌
- 荒川豊蔵
- 石黒宗麿
- 富本憲吉
- 濱田庄司
- 井上萬二
- 十三代今泉今右衛門
- 中島宏
- 吉田美統
- 伊勢﨑淳
- 市野雅彦
- 五代伊藤赤水
- 三代德田八十吉
- 福島善三
- 三輪壽雪
- 加藤孝造
- 鈴木藏
- 德澤守俊
- 波多野善蔵
- 樂直入
- 井戸川豊
- 十四代今泉今右衛門
- 鈴木徹
- 前田昭博
- 石橋裕史
- 隠﨑隆一
- 神農巌
- 伊勢﨑晃一朗
- 渋谷英一
- 中田博士
- 新里明士
- 見附正康
- 室伏英治
- 和田的