郷土の現代日本画展 親子の系譜

会期終了

Information

 
会期2022年4月9日〜2022年5月5日
会場 植野記念美術館
入場料 一般 310円 (260円)
大学・高校生 210円 (150円)
小・中学生 100円 (50円)
()は20名以上の団体料金
ココロンカード利用可、小学生未満は無料
身障者の方は身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳のご提示でご本人を入れて2名様まで半額。
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日
住所 〒669-3603 兵庫県丹波市氷上町西中615-4
アクセス 阪急観光バス 
湯村温泉線 「 氷上 」 下車、徒歩約5分
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公式HP https://www.city.tamba.lg.jp/site/bijyutukan/oyako.html

展示内容・解説

丹波市には、芸術分野で活躍する作家たちが数多くおり、その分野も多岐にわたります。今回は、丹波市ゆかりの作家の内、親子揃って絵画の世界で活動した二組の作家を取り上げ、植野記念美術館及び丹波市内の施設で所蔵されている作品を約55点紹介します。

 一組目は、常岡文亀(ぶんき)・常岡幹彦(みきひこ)父子です。柏原町出身の日本画家・常岡文亀(1898~1979)は、東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業後、帝展や日展で活躍しながら、母校の教授として東山魁夷(かいい)(1908~1999)ら後進の指導にも力を注ぎました。また、文亀の長男である常岡幹彦(1930~2015)は、東京芸術大学日本画科を出て日展入選を重ねたのちに、独自の「玄(くろ)」の世界を追求しました。

 もう一組は、山本茂斗萠(もとめ)・中尾英武(ひでたけ)父子です。東京出身の山本茂斗萠(1902~1985)は東京美術学校を卒業後、柏原町で長年美術教師を勤めながら、堂本印象(どうもと いんしょう)(1891~1975)の画塾「東丘社」(とうきゅうしゃ)で学び、丹波から多くの作家や美術教師を輩出しました。その実子である柏原町出身の中尾英武(1943~2021)は、京都市立美術大学卒業後、父同様「東丘社」に所属して、日展や日春展等で入選・入賞を重ねて活躍しました。

 また併催展として、メゾチント技法を得意とする銅版画家・丹阿弥丹波子の作品を展示します。東京出身の丹阿弥丹波子(たんあみ にわこ)(1927~)は、氷上町出身の母を持ち、日本画家の父・丹阿彌岩吉(たんあみ いわきち)(1901~1992)を持つ作家でもあります。画家として用いる素材・技法は違うものの、親子で同じ絵画の道を歩んだ丹波ゆかりの作家として、当館所蔵の作品を約15点紹介します。
(公式HPより)

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