陶技始末―河井寬次郎の陶芸
Information
会期 | 2022年6月18日〜2022年8月21日 |
---|---|
会場 | 中之島香雪美術館 |
入場料 | 一般 1100(900)円/高大生 700(500)円/小中生 400(200)円 ※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金 【割引サービス】 ・本人と同伴一名 朝日友の会(200円引き)、障がい者手帳(半額) ・本人のみ 藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール友の会(クラブ)(200円引き) |
開館時間 | 10時~17時 (入館は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) |
住所 | 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4階 |
アクセス | 地下鉄/京阪ご利用の場合 ・京阪中之島線「渡辺橋」駅下車12番出口直結 ・地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車4番出口直結 ・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅下車 7番出口より徒歩5分 JRご利用の場合 ・JR「大阪」駅桜橋口より徒歩15分 ・JR東西線「北新地」駅下車11-5番出口より 徒歩8分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/future/ |
展示内容・解説
河井寬次郎(かわいかんじろう・1890~1966)は、近年の「民藝」ブームにより、注目が増している陶芸家の一人です。河井は島根県安来に生まれ、東京高等工業学校窯業科(現東京工業大学)に入学し、窯業を学びます。大正3年(1914)に京都市陶磁器試験場に入り、技手として約3年間の勤務後に独立。同9年に五条坂の窯を入手して「鐘溪窯(しょうけいよう)」と名付け、以後没するまで京都で活動しました。
初期は様々な釉薬の技術を駆使して、中国の古い陶磁器をモデルにした作品を発表します。ところが、思想家柳宗悦(やなぎむねよし)との出会いをきっかけに、柳・陶芸家の富本憲吉(とみもとけんきち)・濱田庄司(はまだしょうじ)との連名で、大正15年(1926)に『日本民藝美術館設立趣意書』を刊行します。「用の美」に即した素朴な味わいの作風に大きく転換し、民藝運動の中心的人物として活躍します。戦後は用途をもたない陶彫(とうちょう)による造形作品を展開します。
本展のタイトル「陶技始末(とうぎしまつ)」は、河井が各地の窯場を訪問した際の実見録を、民藝運動の機関誌『工藝』に寄稿していた連載のタイトルです。これまでに紹介されていなかった河井の陶芸作品を中心に、創作活動の始まりから終わりまでをたどり、併せて、河井を支援した関西の収集家たちによるコレクションも紹介し、計約100点を展示します。
(公式HPより)
アーティスト
- 河井寬次郎