北条氏展 vol.3-1 北条義時とその時代 ー義時と頼朝・頼家ー
Information
会期 | 2022年7月2日〜2022年8月21日 |
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会場 | 鎌倉国宝館 |
入場料 | 一般:700円(600円) 小・中学生:300円(200円) ※( )内は20名以上団体料金 |
開館時間 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日、7月19日(火曜日) ※7月18日(月曜日・祝日)は開館 |
住所 | 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−1 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/28tennjikai.html |
展示内容・解説
伊豆国の豪族・北条時政の子に生まれた北条義時(11163-1224)は、流人であった源頼朝の挙兵を助けたことから、後には鎌倉幕府執権の地位にまで昇りつめます。20代には数々の合戦を切り抜け、頼朝からも「家子専一」と評されて厚い信頼を得るだけでなく、頼家の13人の合議制には最年少の37歳で選ばれ、若い頃から御家人の中でも頭一つ抜けた存在であったことが窺われます。
義時が活躍の土台を築いた初代将軍頼朝から二代頼家までの時代には、彼に直接関わる資料があまり残っていません。しかし、頼朝が重要視した鶴岡八幡宮には、後白河法皇から賜ったという当代随一の優美な工芸品が伝来しており、また、史料からは都の仏師や絵師が鎌倉に下向して鎌倉殿や北条氏ら御家人の依頼に応えて仏像や絵画を製作していたことも分かります。常に鎌倉殿の傍にいた義時も、こうした作品の数々を目にしていたことでしょう。
本展では、頼朝と頼家、二人の鎌倉殿を主軸として、武士たちがどのような美を愛で、またどのような神仏に祈りを込めたのか、その時代の資料から鎌倉の美意識を偲びます。
(公式HPより)