たゆたまりに小石をひとつ
Information
会期 | 2022年8月20日〜2022年9月19日 |
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会場 | アキバタマビ21 |
入場料 | 無料 |
開館時間 | 12:00〜19:00(金・土は20:00まで) |
休館日 | 火曜日 |
電話番号 | 03-5812-4558 |
住所 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202 |
アクセス | ○東京メトロ銀座線「末広町駅」4番出口より徒歩1分 ○東京メトロ千代田線「湯島駅」6番出口より徒歩3分 ○JR「御徒町駅」南口より徒歩7分 ○JR「秋葉原駅」電気街口より徒歩8分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | http://www.akibatamabi21.com/exhibition/220610.htm |
展示内容・解説
作家として日々制作と向き合い、ふと疑問を感じた。
作品制作のどこまでが作者のための行為であり、どこからが他者に見てもらうための行為なのだろうか。
発表を続けていく以上は作品が必要で、作品には制作過程が伴う。制作過程と作品の境界は作家自身が線引きをする。その線引きの根拠は一体なんなのだろうか。制作過程と定めた領域は、完成作品を抜きにして見せてはいけないものなのだろうか。
自身の制作方法を確立していく一方で、作品からたゆたうように抜け出た行為や集積はどこへ向かえばいいのだろうか。作品という舞台に上げるまで眠らせておくべきか、日常の習慣にくくってしまうべきなのか。
本展は作家それぞれが「自身の制作行為を省みる」事に重きを置いた展示を行う。みせるつもりもなく作りためた断片、制作の過程で無意識的に生まれた行為、自分の中でまとまりきれていない表現を展示空間に並べる事で明らかにする。あるいは作品として一度発表したものを再構成する事で内省する。
展示空間は4名の作家による“たゆたい”の“溜まり”となる。来場者による鑑賞行為が投じられる事で、この“たゆたまり”はどのような波模様を広げていくのだろうか。来場者にも伝播するだろうか。
たゆたまりに小石をひとつ
(公式HPより)
アーティスト
- 榎本 浩子
- 小林 大悟
- 竹本 侑樹
- 田中 美沙妃