比田井南谷~線の芸術~

会期終了

Information

 
会期2022年9月9日〜2022年10月16日
会場 春日井市道風記念館
入場料 一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料
60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
※前期展をご観覧の方は、半券のご提示で後期展を半額でご観覧いただけます。
開館時間 午前9時から午後4時30分まで
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
住所 〒486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3
アクセス 名古屋駅からJR中央線で勝川駅下車。徒歩30分。タクシーで10分。

JR中央線勝川駅または春日井駅から春日井シティバス南部線で10分。
 ※かすがいシティバス(はあとふるライナー)南部線
  JR勝川駅発車時刻   9時40分、12時00分、14時15分
  JR春日井駅南口発車時刻 8時49分(土日祝運休)、11時18分、13時33分、

大曽根駅からガイドウェイバスで川村駅下車。徒歩10分。
公式HP https://www.city.kasugai.lg.jp/shisetsu/bunka/tofu/tenji/1027389.html

展示内容・解説

比田井南谷(1912~1999)は、明治45年、神奈川県鎌倉に生まれました。父は「現代書道の父」とよばれる書家比田井天来。母は仮名書家比田井小琴。
 書学院(父、天来が創設した書の研究機関)が所蔵する碑法帖に囲まれて育ち、徹底して古典から書法を学んだ南谷ですが、模索するうちに到達したのは、文字性を放棄した心線の表現でした。
 南谷の心線作品は当時の書壇に大きな衝撃を与え、賛同者を得て前衛書運動へと発展していきました。アメリカ、ヨーロッパでも称賛され、世界的に認められるに至りましたが、書壇においては、文字を書かない作品を書と認めない批判の声もありました。否、今なお決着のつかない物議のさなかにあるのかもしれません。「書とはなにか」。南谷の書は今もこう問いかけます。
 この展覧会では、書の古典的表現を打ち破り、雷鳴のごとき鮮烈さをもって生まれ出でた初の前衛書作品、「電のヴァリエーション」を始めとして、その後の書作の変遷をたどることのできる作品群を展示します。また、特に古典臨書作品、文字を扱った作品、作品の草稿など書作についての考え方が知られる資料を展示し、南谷の書芸術の源泉を探ります。
(公式HPより)

アーティスト

  • 比田井南谷

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