仙厓のすべて

会期終了

Information

 
会期2022年9月3日〜2022年10月16日
会場 出光美術館
入場料 一般1,200円/高・大生800円
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です
本展は「日時指定予約制」です
開館時間 午前10時~午後4時(入館は午後3時30分まで)
休館日 毎週月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館)、9/20(火)、10/11(火)
住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階 (出光専用エレベーター9階)
公式HP http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/

展示内容・解説

江戸時代の九州・博多で活躍した禅僧仙厓(せんがい)(1750 - 1837)は、「扶桑最初禅窟(日本最古の禅寺)」とも呼ばれる聖福寺の第123世(および125世)の住持として活躍した臨済宗の古月派を代表する名僧です。また、60歳代で虚白院へ隠棲して以降、晩年には数多くの書画を描いたことでも有名です。特に、仙厓の遺した水墨の絵画──「禅画」は、「厓画無法(仙厓の絵には決まった法などない)」の精神にもとづいた、きわめてユーモラスかつ自由奔放な作品で、斬新な表現や大胆なデフォルメにより、現代の私たちが見ても「楽しくて、かわいい」と感じる不思議な魅力に満ち溢れています。
一方、このところ注目を集めているのが、隠棲後の仙厓の多彩な暮らしぶりです。仙厓は旅好きで、九州北部に点在する名所旧跡を訪ねたり、筑前・筑後国(現在の福岡県)の名だたる山を踏破したり、あるいは珍しい石や骨董の蒐集に熱中したり、さらには博物学的な探究への関心も示すなど、マルチな文化人であったことがわかってきました。
本展では、仙厓の禅画を楽しみ、そこにこめられた心温まるメッセージを読み解きながら、江戸時代後期を代表する趣味人としても重要な存在である仙厓の、もう一つの実像にも迫ってみたいと思います。
日本最大の質と量を有する出光美術館のコレクションでたどる仙厓展の決定版。仙厓の遺した数々のメッセージは、きっと時空を超えて私たちに多くを語りかけてくれることでしょう。
(公式HPより)

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