子どもと共に建築を考える

Information
会期 | 2022年10月9日〜2023年9月15日 |
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会場 | 伊東豊雄建築ミュージアム |
入場料 | 一般…840円・団体(20名以上)670円 学生…420円・団体(20名以上)340円 ※65歳以上の方は団体料金を適用 ※高校生以下または18歳未満無料 ※障がい者とその介助者1名無料 |
開館時間 | 9:00–17:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は原則翌日振替) ※年末(12/27~12/31) |
住所 | 〒794-1308愛媛県今治市大三島町浦戸2418 |
公式HP | https://www.tima-imabari.jp/exhibition/2014/ |
展示内容・解説
我が国では建築教育は大学や高専の建築学科に入ってから行われるのが一般的です。
しかし私は小学生の時から建築に親しみ、建築について考えて欲しいと久しく考えてきました。何故なら建築について考えることは家族について考えることであり、社会について考えることであり、環境について考えることだからです。即ち学校では教えてくれないけれども、社会のなかで、これからどう暮らしていくかについて考えなくてはいけない基本的なことなのです。
そこで私は2011年に東京の「伊東建築塾」をスタートした際、その活動の一環として「子ども建築塾」を始めました。塾は小学校の4〜6年生の児童20名(2021年より40名)を対象に年間20回の講座を設け、「いえって何だろう」「まちって何だろう」というテーマの下で課題に挑戦してもらおうというものです。11年間が経過し、その間子ども建築塾は順調に発展し、初期の塾生だった子どもはいまや大学の建築学科の学生になり、TA(ティーチングアシスタント)として子どもたちの指導にあたってくれるようになっています。
今回の展示ではこれまでの子ども建築塾の活動を振り返り、人々に広くアピールするとともに、皆様のご意見をいただいて今後の活動の指針にしたいと考えております。
伊東豊雄
(公式HPより)
アーティスト
- 伊東豊雄