国宝 雪松図と吉祥づくし

会期終了

Information

 
会期2022年12月1日〜2023年1月28日
会場 三井記念美術館
入場料 一般 1,000(800)円
大学・高校生 500(400)円
中学生以下 無料
※70歳以上の方は800円(要証明)。
※リピーター割引:会期中一般券、学生券の半券のご提示で、2回目以降は( )内割引料金となります。
※障害者手帳をご呈示いただいた方、およびその介護者1名は無料です(ミライロIDも可)。
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(但し1/9は開館)、年末年始12/26(月)〜1/3(火)、1/10(火)
電話番号 050-5541-8600
住所 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
アクセス 東京メトロ銀座線 三越前駅A7出口より徒歩1分
東京メトロ半蔵門線 三越前駅徒歩3分A7出口より徒歩1分
東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅B9出口より徒歩4分
都営浅草線 日本橋駅徒歩6分B9出口より徒歩4分
JR東京駅日本橋口より徒歩7分
JR神田駅南口より徒歩6分
東京メトロ銀座線・東西線 日本橋駅B9出口より徒歩4分
JR総武快速線 新日本橋駅より地下直結三越前駅方向へ徒歩4分
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公式HP https://www.mitsui-museum.jp/exhibition/next.html

展示内容・解説

江戸時代中期を代表する画家、円山応挙(1733–95)は、対象の写生をもとに「描かれたモチーフがその場に存在するかのような絵画」という新境地をもたらし、当時の京都を席捲するほどの人気を得ました。当館が所蔵する国宝の「雪松ゆきまつ図屏風」は、応挙における写生の到達点とも言え、それゆえに「いかにリアルに描かれているか」といった迫真性や、奥行きを意識した構図など、空間構築性といった文脈で語られる機会が多い作品です。しかし、「雪松図屏風」が実生活において用いられる際、何よりも期待されたのは「おめでたい絵画」としての役割ではないでしょうか。「松」という主題の持つ永遠不変、長命といったイメージや、きらびやかな金泥や金砂子すなごが演出する祝祭的な気分もまた、本作品を語るうえで欠くべからざる要素と言えます。
本展覧会では「雪松図屏風」を、お正月らしい鶴や七福神といった、縁起のよい主題の館蔵品とあわせて展示することで、「おめでたい絵画」としての一側面に光を当てます。また猫や瓜、牡丹など、あまり現代人には「おめでたい」イメージのないモチーフに関しても、かつてそれらが担っていた吉祥イメージを解き明かし、なぜおめでたいと見做みなされたかについて紹介いたします。何かと心の落ち着かない世情ではございますが、縁起物の描かれた作品の数々から少しでも、明日への活力を得ていただければ幸いです。
(公式HPより)

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