第14回 紙のアートフェスティバル2022 レイラ展

会期終了

Information

 
会期2022年11月16日〜2022年12月11日
会場 ふじ・紙のアートミュージアム(富士市文化会館 ロゼシアター1階)
入場料 無料
開館時間 10:00〜18:00
休館日 HPを参照ください
電話番号 0545-32-6581
住所 〒416-0953 静岡県富士市蓼原町1750番地 富士市文化会館ロゼシアター1階
アクセス 東名富士インターチェンジより約2.3km、国道1号より約2.2km。
バスの場合はJR富士駅(北口バス停)から15分「ロゼシアター入口」下車、徒歩2分。
新幹線JR新富士駅(北口バス停)から15分「ロゼシアター前」下車。
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公式HP https://fuji-paperart.jp/next_exhibition.html

展示内容・解説

製紙産業が盛んな富士市において、紙を素材にした作品を全国公募し、大賞受賞作品による展覧会を開催いたします。

支持体となる紙自体を楮の素材を用い自ら漉き、乾いた紙同士を再度濡らせば繊維同士が絡み合い増殖できるという特性から、その上にどこまでも広がっていく地面を描いていく。
創作のはじまりは地面に座り写す(写生)という行為から始まる。
雨や風が吹き描いていた様相が刻々と移ろい変わっていく景色を一つの画面にしていくという作業は、そこに葛藤や混乱が生じ、複雑なレイヤーになり、私の内省的なものが表出される。自然の中に身を置き身体感覚を通して映すという行為は、私の日常の実感が炙り出される感覚がある。
土や朽ちた葉や石などが混在したぐちゃぐちゃと、そこに日の光があたり影を生みキラキラとしたコントラストが同在している媒体に私の矛盾が映し出され、立ち現れてくる奥行きと広がりにリアリティを感じる。
紙の特性である、どこまでも繫げられ、ぐちゃぐちゃにでき、光を透かすという要素を用いその内省的な景色を具現化したい。紙の裏から描き表から透かすという作業工程を踏み、表からまたレイヤーを重ねるように何層にも描いていく。そのレイヤーを別々の紙に分け、重なり合い、空間を埋める。
ぐちゃぐちゃでキラキラな私の足元にある地面という対象が、日常のリアリティと紙という素材の特性をともない、こちら側と向こう側を繋ぐ奥行きになる様に。 ー レイラ
(公式HPより)

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