李禹煥

Information
会期 | 2022年12月13日〜2023年2月12日 |
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会場 | 兵庫県立美術館 |
入場料 | 一般 当日1,600円 前売り1,400円 大学生 当日1,200円 前売り1,000円 高校生以下 無料 70歳以上 800円 障がいのある方 一般 400円 障がいのある方 大学生 300円 ※一般以外の料金でご利用される方は証明できるものを観覧当日ご提示ください ※障がいのある方1名につき、介護の方1名無料 ※コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります) ※予約制ではありません。混雑時は人数制限を行いますのでお待ちいただく場合があります ※団体鑑賞をご希望の場合は1ヶ月前までにご連絡ください |
開館時間 | 午前10時-午後6時 入場は閉館30分前まで |
休館日 | 月曜日、年末年始(12月31日[土]-1月2日[月]) ※ただし1月9日[月]は開館、1月10日[火]は休館 |
電話番号 | 078-262-1011 |
住所 | 〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内) |
アクセス | JR:神戸線灘駅南口から南へ徒歩約10分 阪神電車:岩屋駅(兵庫県立美術館前)から南へ徒歩約8分 阪急電車:神戸線王子公園駅西口から南西へ徒歩約20分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2212/ |
展示内容・解説
国際的にも大きな注目を集めてきた「もの派」を代表する美術家、李禹煥(リ・ウファン、1936年生)の待望の日本での大規模な回顧展を開催します。
東洋と西洋のさまざまな思想や文学を貪欲に吸収した李は、1960年代から現代美術に関心を深め、60年代後半に入って本格的に制作を開始しました。視覚の不確かさを乗り越えようとした李は、自然や人工の素材を節制の姿勢で組み合わせ提示する「もの派」と呼ばれる動向を牽引しました。また、すべては相互関係のもとにあるという世界観を、視覚芸術だけでなく、著述においても展開しました。
李の作品は、芸術をイメージや主題、意味の世界から解放し、ものともの、ものと人との関係を問いかけます。それは、世界のすべてが共時的に存在し、相互に関連しあっていることの証なのです。奇しくも私たちは、新型コロナウィルスの脅威に晒され、人間中心主義の世界観に変更を迫られています。李の思想と実践は、未曾有の危機を脱するための啓示に満ちた導きでもあります。
本展では、「もの派」にいたる前の視覚の問題を問う初期作品から、彫刻の概念を変えた「関係項」シリーズ、そして、静謐なリズムを奏でる精神性の高い絵画など、代表作が一堂に会します。また、李の創造の軌跡をたどる過去の作品とともに、新たな境地を示す新作も出品されます。
(公式HPより)
アーティスト
- 李禹煥