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会期終了

Information

 
会期2022年12月20日〜2023年2月5日
会場 高松市塩江美術館
入場料 【一 般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障がい者手帳等所持者は、無料
※新規ウインドウで開きます。高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生は、入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
開館時間 9時~17時(入室は16時30分まで)
休館日 月曜日(1月9日(月曜日)は開館、1月10日(火曜日)は休館) 年末年始(12月29日~1月3日)
電話番号 087-893-1800
住所 〒761-1611香川県高松市塩江町安原上602
アクセス 高松方面から   国道193号線を徳島方面へ南下し約40分、「道の駅しおのえ」手前の赤い橋 (内場ダム方面)を渡り、 すぐに右折、「塩江病院」の脇を通り、しばらく直進。
徳島方面から   国道193号線を高松・塩江方面へ北上約25分、「道の駅しおのえ」を過ぎ、赤い橋(内場ダム方面)を渡り、すぐに右折、「塩江病院」の脇を通り、しばらく直進
関西方面から   明石大橋経由の方…脇町I.C.より約25分
         瀬戸大橋経由の方…高松西I.C.より約40分
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公式HP http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/shionoe/event/exhibitions/2022/kikaku2022/artm_u04456557.html

展示内容・解説

言葉は音声や文字などで表され、意味を伝達する手段として、時を経て変化し続けてきました。本展では、言葉の視覚化に着目し、所蔵作品の中から版画・書作品を約20点紹介します。
高松次郎(1936-1998)の《THESE THREE WORDS》(1970年)は、高松が1960年代末から1970年代前半にかけて、文字や数字を使い、対象と意味との関係性や不在性を問うた作品の一つです。紙に表された文字以上の意味は排除され、言葉の存在が際立っています。また、ミニマルアート※を代表するアメリカの美術家ドナルド・ジャッド(1928-1994)の版画作品《無題》(1980年)は、それまで芸術として意識しないような無機質な形状(objects)を特徴としています。この作品を通して見えてくるものは、不必要なものが削ぎ落とされた本質に近い言葉のようにも見え、幾本も横に流れる線状の形がダイアローグ(対話)に思えてきます。そして、坂村真民(1909-2006)の書作品《念ずれば花ひらく》(1993年)は、独特の筆致により言葉がダイレクトに胸に迫り、情感が揺さぶられます。
今回展示する版画・書作品のモノクロームの世界から、言葉の豊饒さや表現の多様性を楽しんでいただきたいと思います。
※1960年代から70年代のアメリカを中心として起こった芸術様式。彫刻や絵画の中の形状
 を最小限まで削ぎ落とすこと、そして、それを反復あるいは連続させたことが特徴である。
(公式HPより)

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