来訪神、姿とかたち-福の神も疫神も異界から-
Information
会期 | 2023年1月17日〜2023年5月14日 |
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会場 | 国立歴史民俗博物館 |
入場料 | 一般600円/大学生250円 高校生以下無料 ※総合展示もあわせてご覧になれます。 ※障がい者手帳等保持者は手帳等の提示により、介助者と共に入館料無料です。 ※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。 ※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。 また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。 |
開館時間 | ~2月 9:30 ~ 16:30(最終入館は16:00まで) 3月~ 9:30 ~ 17:00(最終入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日 ※5月1日(月) は開館 その他館内メンテナンスのため休館する場合があります。 |
電話番号 | 0434860123 |
住所 | 〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117 |
アクセス | JR東日本利用の場合 東京駅から総武本線佐倉駅(約60分)下車、バス約15分 (北口1番乗場から、ちばグリーンバス田町車庫行き乗車、「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車) 京成電鉄利用の場合 京成上野駅から京成本線にて京成佐倉駅(約55分)下車、 徒歩約15分 (詳しくは案内図→駅からの徒歩路) またはバス約5分 (南口1番乗場から、ちばグリーンバス田町車庫行き乗車、「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車) ※成田スカイアクセス線(アクセス特急等)は京成佐倉駅を通りませんのでご注意ください。 京浜急行・地下鉄都営浅草線の相互乗り入れを利用の場合 地下鉄都営浅草線直通、京成佐倉駅下車 ※成田スカイアクセス線(アクセス特急等)は京成佐倉駅を通りませんのでご注意ください。 (青砥駅にて京成本線にお乗換ください) |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html#room4 |
展示内容・解説
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、未だ完全には収束せず、日本だけでなく世界の人々の生活に甚大な影響を与えております。疫病は人類の歴史とともにあり、科学の進んだ現代医学・疫学によっても、その克服は困難であることを、コロナウイルスの流行によって、実感されました。
前近代には、疫病は“鬼”に代表される恐ろしい存在が、外界から集落や家に訪れて、病気をもたらすと信仰されました。と同時に、外界からは、幸福をもたらす神霊も訪れると信仰されてきました。そうした、異界から訪れる神霊のイメージは、地域によってさまざまです。日本各地の、そうした神霊への信仰が反映された、鬼や神々のイメージを、仮面を通じて伝えるのが、本展示の趣旨です。
個々の人びとや地域社会において、幸福にしても不幸にしても、人の力や人智の及ばない事象について、何らかの神霊やその仕業によるものと長い時代にわたって信仰されてきました。幸福をもたらす福の神は翁姿で、病苦や災害をもたらす神霊は、おそろしい形相の鬼の姿で表現されることが多くあります。しかしながら実際には、地域や時代により神霊の姿は多様です。またその姿は、日本人にとっては、古代に中国から伝えられた外来の宗教である仏教からの大きな影響を受けています。
幸福、あるいは疫病や災害等の災い、いずれにしても異界から訪れる神霊がもたらすものと信仰されてきましたが、仏教等の外来文化の影響も考えつつ、琉球地域を含む日本諸地域の神霊の姿、イメージと信仰の諸相をテーマとして、館蔵の民俗仮面を中心に、以下の構成により展示します。
Ⅰ.冬から春の神楽と仮面
Ⅱ.鬼は外の起源、古代宮中の追儺から寺院の行事の追儺、その民俗化
Ⅲ.琉球地方、海上彼方の異郷から訪れる来訪神
Ⅳ.東アジアに広がる追儺の文化:貴州省トン族(侗族)追儺の文化
(公式HPより)