生誕100年記念 能登正智展


Information
会期 | 2023年1月28日〜2023年3月12日 |
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会場 | 苫小牧市美術博物館 |
入場料 | 一般300(240)円、高大生200円(140)円、小中学生以下無料 ※( )内は10名以上の団体料金 ※年間観覧券による観覧可能 ※免除申請についてはお問い合わせください。 ※併せて中庭展示、常設展示もご覧いただけます。 |
開館時間 | 9:30~17:00(最終入館16:30まで) |
休館日 | 月曜日 |
電話番号 | 0144352550 |
住所 | 〒053-0011 北海道苫小牧市末広町3-9-7 |
アクセス | お車でお越しのお客様 国道276号線と国道36号線の交差点(「苫小牧信用金庫 中野支店」かど)を港方面へ。 交差点の次の信号を右折。すぐ右手、公園内駐車場に駐車(無料、80台まで駐車可) JR苫小牧駅からお越しのお客様 駅南口から、(1)(2)いずれかに乗車 (1)タクシーに乗車 ※乗車時間は約10分 (2)バス乗り場「苫小牧駅前」から、いずれかに乗り「出光カルチャーパーク」で下車(下車後、徒歩5分) のりば①から「24番」「30番(新千歳空港行)」「札幌駅前行」「苫小牧市立病院前行」 のりば②から「21番」「22番」 / のりば③から「13番」「14番」 ※バスの乗車時間は約10分、料金210円 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/tenrankai/noto.html |
展示内容・解説
画家・能登正智(1922~2001)は、1922 年、秋田県能代出身の両親の元、稚内市声問に生まれました。8歳で札幌に転居後、札幌市内の印刷会社に勤務し、ポスターの図案制作の仕事に就いた後、1941年に苫小牧の王子製紙に転職、以後苫小牧で暮らしました。
油彩画、ガラス絵、木版画の手法で描かれた作品の数々は、各々の技法を活かした表現が印象的です。例えば油彩画では、ウルトラマリンブルーの色彩が多用され、空と海、哀しみ、郷愁…など、画家がこめた原野と太古の人々への思いが表されています。一方、木版画においては、荒々しい彫り跡と、モノトーンの色彩で力強い表現が生み出されています。
油彩画では1950年に全道展、1951年に国画会展に入選も果たし、1983年から本格的に開始した版画制作では、毎年のように絵本形式の版画集を刊行しました。制作のみならず、「王子洋画研究会」や「蜂の巣」という戦後の苫小牧における注目すべき芸術活動にも携わり、1998 年には苫小牧市文化奨励賞を受賞しています。
本展では、作家の手元に保管され、ご家族が整理された作品群を紐解き、油彩画や版画、ガラス絵や絵本などの多岐に渡る手法により描かれた初期から晩年にいたるまでの作品をご紹介します。風景や歴史、地域の伝承に取材したイマジネーション豊かな作品世界をお楽しみいただけると幸いです。
(公式HPより)
アーティスト
- 能登正智