川瀬巴水 旅と郷愁の風景

会期終了

Information

 
会期2023年2月3日〜2023年3月28日
会場 パラミタミュージアム
入場料 一般 1,000円(4枚セット3,000円)
大学生 800円
高校生 500円
中学生以下無料

※障害者手帳をお持ちの方は無料(ミライロID 可、美術館受付にご提示ください)
開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日 会期中無休
電話番号 059-391-1088
住所 〒510-1245 三重県三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6
アクセス ■車を利用される場合
東名阪「四日市IC」より湯の山方面へ約6.5km
新名神「菰野IC」より約4km
■電車を利用される場合
近鉄「四日市駅」より近鉄湯の山線にて約25分「大羽根園駅」下車、湯の山温泉方面へ300m
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公式HP https://www.paramitamuseum.com/plan/next_exhibition.html

展示内容・解説

大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(かわせ・はすい/1883~1957)。日本各地を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描き続けた巴水は「旅情詩人」とも呼ばれ、今なお多くの人に愛されています。その巴水に影響を与えたのが、版元の渡邊庄三郎です。庄三郎は浮世絵の技術を継承しながらも、新しい時代の版画芸術として「新版画」を推進、巴水は庄三郎や、高い技術を誇る彫師・摺師らと協業しながら、日本国内における木版画の「芸術作品」の制作に励みました。
巴水の創作活動が順調に進んでいた1923(大正12)年、関東大震災が発生し、この震災で庄三郎は作品や版木のほとんどを、巴水は写生帖を焼失してしまいました。早々に店の再建に取り掛かった庄三郎は、憔悴する巴水の背中を押して旅に送り出し、巴水は生涯で一番長い旅に出かけ、各地での写生を基に制作を再開します。この頃から巴水の筆致に変化が生まれ、震災前の作品に比べ、より写実的で鮮やかな色彩の作品が制作されるようになりました。
本展では川瀬巴水の生涯を〈版画の制作を始めた頃から関東大震災が起きるまで〉〈震災を経て変化した作風〉〈太平洋戦争前後から晩年まで〉の3章に分け、代表的な作品と共にご紹介いたします。
この機会に、日本の風景を詩情豊かに描いた、巴水の版画世界をご堪能下さい。
(公式HPより)

アーティスト

  • 川瀬 巴水

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