土御門家がみた宇宙-江戸時代の天文観測

会期終了

Information

 
会期2023年4月1日〜2023年5月14日
会場 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館
入場料 無料
開館時間 10時~18時(最終入館17時30分)
休館日 毎週月曜日、4月29日~5月2日
電話番号 03-5466-0359
住所 〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 〔國學院大學渋谷キャンパス内〕
アクセス 渋谷駅より徒歩またはバス
■ 渋谷駅(JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線)から徒歩約13分
■ 渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩約10分
■ 都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番のりば 学03日赤医療センター前行)「国学院大学前」下車
  ※キャンパス内に駐車場・駐輪場はございません。
■ 表参道駅(地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線)B1出口から徒歩約15分
■ 恵比寿駅からのアクセス恵比寿駅(JR山手線・地下鉄日比谷線)から徒歩約15分
  都営バス(恵比寿駅西口ロータリー1番のりば 学06日赤医療センター前行)「東四丁目」下車
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公式HP http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_tsuchimikado.html

展示内容・解説

土御門家は、平安中期の陰陽師・安倍晴明を受け継ぐ支流の一つで、代々、陰陽家として主に天文道をもって朝廷に仕えた公家です。徳川家康の将軍就任に際して、土御門久脩が室町幕府の先例にならい、陰陽道の祭祀である「天曹地府祭」を挙行したことを契機に、同家は朝廷・幕府における祭祀主催者としての地位を築き始めました。天和3年(1683)、徳川綱吉の朱印状と霊元院(霊元上皇)の綸旨をもって陰陽道本所となってからは、職札の発行や触頭の設置をもって諸国の陰陽師を統括しました。
 土御門家の家職の一つに「天文密奏」があります。古代から日蝕・月蝕・彗星などは天皇の身体や社会に害を及ぼす兆候と考えられ、祭祀や祈祷が行われてきました。國學院大學図書館には、こうした「天文密奏」やその根拠となる天文観測の実態を伝える史料が所蔵されています。「土御門家記録」は60点を超える史料群で、特に嘉永6年(1853)と安政5年(1858)の彗星の観測記録は、観測から勘文の作成にいたる過程を詳細に知ることのできる貴重なものです。
 本展は、春の特別列品としてそれらを初公開し、特に近世における天文学を古典籍や古文書を通して概観しようと思います。
(公式HPより)

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