丹波の茶道具 茶の湯を彩る兵庫のやきもの

Information
会期 | 2023年3月18日〜2023年5月28日 |
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会場 | 兵庫陶芸美術館 |
入場料 | 一般 1200円 大学生 900円 ・高校生以下は無料です。 ・20名以上の場合は団体割引料金になります。 ・70歳以上の方は半額になります。 ・障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります。 ・17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。 |
開館時間 | 10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日 |
電話番号 | 079-597-3961 |
住所 | 〒669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4 |
アクセス | JR福知山線「相野」駅下車(大阪駅から約50分)。駅前からウイング神姫(路線バス)「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」。 または「清水寺」行き乗車約15分、「兵庫陶芸美術館」下車(運賃:片道310円)。 相野駅前からタクシーの便もあります。 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.mcart.jp/exhibition/e3404/ |
展示内容・解説
中世を通じて無釉の焼締陶器の生産に終始した丹波焼は、近世をむかえると新たな展開を見せます。赤土部や灰釉などの装飾技法で器面を彩り、文化や経済の中心地である上方に向けたやきものを生産していきます。こうした地域で茶の湯が流行すると、他の産地と同様に丹波でも茶道具を作り始めます。水指や花入、茶入や茶碗など、趣向を凝らした茶陶とともに、茶葉を入れる耳付の壺が数多く生み出されました。
丹波の茶道具には、工具で素朴な文様を施したものや端正な形状のもの、別の素材で作られた茶道具の姿形を写したものなど、当時の流行や茶人の好みが反映されています。また、暮らしの中で用いる壺や桶が茶の湯に適した道具として茶人に取り上げられ、茶道具に見立てられたものもあります。
本展では、各時代の茶人に受け継がれ、愛蔵されてきた丹波の茶道具の魅力に迫ります。加えて、展示室内に茶室の空間を再現し、県下の諸窯で焼かれたさまざまな茶道具を取り合わせて、茶の湯の世界の一端を紹介します。
(公式HPより)