中川一政 絵画(え)と題材(モチーフ)

会期終了

Information

 
会期2023年2月28日〜2023年10月1日
会場 松任中川一政記念美術館
入場料 一般   200円(団体100円)
高校生  100円(団体 50円)
中学生以下無料
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示※された場合、本人及び必要な介護者は無料
※障害者手帳アプリ「ミライロID」のご提示でも減免が適用されます。

○団体とは、代表者又は責任者を有する20人以上の集まりです。
○上記入館料で、近隣施設「千代女の里俳句館」「白山市立博物館」に入館できます(3館共通券)
○特別展開催の場合、別途料金を定める場合があります。
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(但し、祝休日の場合は開館し、翌平日休館します。)
電話番号 076-275-7532
住所 〒924-0888 石川県白山市旭町61-1
アクセス JR北陸線・松任駅※下車 南口から徒歩1分
※松任駅へは、JR金沢駅から約10分、JR小松駅から約20分(共に普通列車利用)
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公式HP https://www.hakusan-museum.jp/nakagawakinen/news/%e6%9d%be%e4%bb%bb%e4%b8%ad%e5%b7%9d%e4%b8%80%e6%94%bf%e8%a8%98%e5%bf%b5%e7%be%8e%e8%a1%93%e9%a4%a82023%e5%89%8d%e6%9c%9f%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%9e%e5%b1%95/

展示内容・解説

中川一政は絵を描くとき、必ず描く対象である題材・モチーフを何度も繰り返し見ながら筆を進めました。写生の精密さにこだわらない中川にとって、題材を見ることが、その輪郭をなぞるためだけでないことは明らかです。

‟画をかくにはいつも眼が先で手が後でなければなぬ。”
(中川一政「手」『美術の眺め』1930年 アトリエ社)

‟画は如何に最初の感動を表現するかにある。感動が抜けてしまうと、ただ作業(説明)だけになってしまう。(中略)
 良い画は同じモチーフを描いてもみな別の顔に見える。悪い画は違ったものを描いてもみな同じに見える。
 写実とは見たままを描くことではなく、思ったままを描くことだ。”
(中川一政「仕事の重さ」『画にもかけない』1984年 講談社)

中川が幾度となく題材を見るのは、描くものと向かい合うことによって揺り動かされる自身の心、つまり感動を表現するためにほかなりません。

本展では、薔薇など花の画や風景の作品を中心に公開すると共に、そこに描かれる壺などの愛用品や、写生地の写真などを併せて紹介します。中川が題材の中の何に心動かされたのか、いかにデフォルメが生まれているか、画と実物・題材を見比べることで、画家の心の動きに触れてみませんか。
(公式HPより)

アーティスト

  • 中川 一政

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