明治・西浦焼の世界

会期終了

Information

 
会期2023年3月11日〜2023年12月24日
会場 多治見市美濃焼ミュージアム
入場料 大人 320円
大学生 210円
高校生以下、障害者手帳の交付を受けている方とその付添いの方1名は無料
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)
電話番号 0572-23-1191
住所 〒507-0801 岐阜県多治見市東町1-9-27
アクセス ○東海環状自動車道 土岐南多治見ICより約10分
○中央自動車道 多治見ICより約15分
○JR多治見駅より約10分 1500円程度
○ききょうバス(おりべルート)多治見駅前より約20分「美濃焼ミュージアム前」下車
(土・日・祝日のみ運行)1乗車200円、1日券300円
○駄知線 多治見駅前より約10分「東町」下車
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公式HP https://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/5888

展示内容・解説

明治時代、西浦焼は一つのブランドとして多くは欧米向けの輸出品として販売されました。

本展覧会は国内では作品がほとんど残されておらず、幻のやきものとなった西浦焼を多治見市内で継続的に観覧できるよう企画しました。

明治政府は殖産興業を推進し、万国博覧会に美術品を出品することを奨励していました。ここで日本の技術者は、アメリカのルックウッド社の製品など当時世界をリードしていた、それまでの日本にはなかった美しいやきものを目の当たりにします。

西浦圓治(にしうらえんじ)もその中の一人です。

「西浦焼」とは土岐郡多治見町(現多治見市)を中心に、明治初期より三代から五代西浦圓治のもとで製作されたやきもののことをいいます。なかでも五代西浦圓治が明治30年代から44年にかけて製作した、釉下彩と呼ばれる作品が広く知られています。釉下彩(ゆうかさい)とは、透明釉の下に多彩な色によって絵や文様を施す技法です。釉薬の下で発色するため上絵具などのはっきりとした色合いに比べて柔らかな雰囲気が特徴です。さらに図柄・形状についても、明治後期にヨーロッパで流行したアール・ヌーヴォー様式を採り入れているものが多く、世界的に見ても時代の先端をいく陶磁器でした。

本展では明治時代に作られた西浦焼・釉下彩の作品を中心に、同時代の国内外の作品をあわせて展覧いたします。
(公式HPより)

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