茶道具 Four Seasons
Information
会期 | 2023年3月12日〜2023年6月18日 |
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会場 | 金沢市立中村記念美術館 |
入場料 | 一般 310円 団体(20名以上)260円 65歳以上・障害者手帳をお持ちの方、およびその介護人 210円(祝日無料) ※障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示でも対象 高校生以下無料 茶菓券 350円 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(ただし受付は4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日) |
電話番号 | 076-221-0751 |
住所 | 〒920-0964 石川県金沢市本多町3-2-29 |
アクセス | ○金沢駅兼六園口(東口)バスのりばから 18系統「東部車庫」「金沢学院大学行き 」で「本多町」下車 徒歩3分 ○金沢駅兼六園口(東口)バスのりばから城下まち金沢周遊バスで「本多町」下車 徒歩3分 ○金沢ふらっとバス(菊川ルート)「ふるさと偉人館」下車 徒歩3分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.kanazawa-museum.jp/nakamura/exhibit/index.html |
展示内容・解説
茶会において、ホスト役である亭主は、心を尽くして道具を取り揃え、一服の抹茶で客をもてなします。その道具は、かつては海を渡ってやってきた「唐物」が中心でした。のちに希少な品や日常使いの器をあえて茶道具に見立てて用いたり、日本で馴染みの深い竹を加工した道具を作り出したり、また、日本で作られた「和物」の道具も用いられるようになりました。
多彩な時代や産地の道具の使用について、わび茶の創始者といわれる珠光(1423‐1502)は『心の文』の中で「和漢のさかひをまぎらかす」(和漢の境を紛らかす)と記しています。そこには、唐物偏重であった茶の湯文化の中にあって、和物を導入してその価値を認める意識が認められます。国際的な貿易が進む中、東南アジア・欧州・中央アジアの品も茶道具として用いられるようになり、近年では現代アートの作品も茶会の設えに登場するなど、茶を喫するための道具は広範囲に渡っていると言えるでしょう。
このたびの展覧会では、海外の品と日本の品、長い時代を経た道具と現代の道具、使用の目的のために作られた道具と茶道具に見立てられた美術作品など、所蔵品を季節の移ろいに沿いながら茶会風に取り合わせた展示をご覧いただきます。
(公式HPより)