王朝の美

会期終了

Information

 
会期2023年3月18日〜2023年5月14日
会場 守屋多々志美術館
入場料 一般 300円(団体20人以上 半額150円)
※一般入館券(個人)のみpaypayでのお支払いが可能です。 
18歳未満無料(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間を含む)   
※入館時に生徒手帳等をご提示ください。 
市内在住65歳以上 無料  
※入館時に運転免許書、健康保険証等確認できるものをご提示ください。
身体障害者手帳、療育手帳及び精神障害者保健福祉手帳の所持者並びに当該所持者の介護者 無料
※入館時に手帳をご提示ください。 
通訳案内士の資格を有する者が外国人に同行して通訳業務を行うため入場する場合 無料 
※入館時に通訳案内士登録証をご掲示ください。   
当館、大垣城、郷土館、奥の細道むすびの地記念館の四館共通券は一般 600円(団体20人以上 半額300円)
開館時間 9時~17時
休館日 毎週火曜日(3月28日、4月4日は開館)、5月1日(月)、8日(月)
電話番号 0584-81-0801
住所 〒503-0887 岐阜県大垣市郭町2丁目12番地
アクセス ○東海道本線・養老鉄道・樽見鉄道「大垣駅」から南口から駅通りを徒歩で10分 または 名阪近鉄バス「市民病院前」「静里」方面(系統多数あり) 2つ目「郭町」下車 徒歩2分
○東海道新幹線「岐阜羽島駅」北口から名阪近鉄バス「大垣駅前」「ソフトピアジャパン」行き「郭町」下車 徒歩2分 、またはタクシーで25分
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公式HP https://www.city.ogaki.lg.jp/0000002008.html

展示内容・解説

この企画展では、美しい四季の花々や風景を描いた作品や華麗な王朝文学を題材に描いた作品を中心に展示します。

画家を志した守屋は、大垣中学を卒業した17歳の春、同じ岐阜県出身の前田青邨に入門します。師から日本画の基本は「写生」と「古画模写」にあると教えられた守屋は、生涯それを守り写生の修練と大和絵の研究に専心しました。毎朝起床すると墨を擦り、野辺の花や自然の写生を続けることによって得た確かな眼と技術、歴史や古典の研究で培われた深い見識によって、やがて昭和から平成における歴史画の第一人者の地位を築きました。

乙女の初恋を情熱的に歌った与謝野晶子の歌集「みだれ髪」を題材とする≪みだれ髪≫は、満開の桜の下、流れる黒髪の少女が袂で顔を隠し恥じらう様が瑞々しく描かれています。少女の着物の裾は華やかに広がり王朝の姫君を彷彿させます。最晩年の≪花源氏≫は、「源氏物語」五十四帖の世界観を54枚の扇面に風情豊かな四季の花々に託し描いています。≪楊四娘≫では、中国唐代の皇妃楊貴妃とその姉妹たちが春の野をリズミカルに駆ける様を描いています。

また、昭和54(1979)年、3年余りの歳月をかけ完成させた高野山金剛峯寺別殿襖絵は、極彩色で四季の花鳥が華麗に描かれた西座敷、空海が遣唐使の一員として渡唐し帰国後聖地高野山に至るまでが白描で描いた東座敷が見事ですが、その小下図を展示します。

本展をご覧いただき、守屋が描く作品の魅力に堪能しながら、うららかな春のひとときをお楽しみください。
(公式HPより)

アーティスト

  • 守屋 多々志

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