岩波其残と画友 ~激動の幕末・明治時代を生きた諏訪の画家たち~

会期終了

Information

 
会期2023年4月1日〜2023年6月11日
会場 八ヶ岳美術館
入場料 大人(高校生以上):510円(460円)
小中学生:250円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金。
諏訪6市町村内の小中学生は学生証や図書カードなどの提示により無料で入館できます。
開館時間 9:00~17:00 ※入館受付時間 16:30まで
休館日 会期中無休
電話番号 0266-74-2701
住所 〒391-0115長野県諏訪郡原村17217-1611
アクセス ○JR中央本線/茅野駅下車→アルピコ交通バス・美濃戸口線→「学林」下車、徒歩30分
○JR中央本線/茅野駅下車→アルピコ交通バス・美濃戸口線→「八ヶ岳中央農業実践大学校前下車(乗り換え)→村内循環バス・セロリン号八ヶ岳線→「ペンション上」下車すぐ
○中央自動車道(小淵沢I.C.)→鉢巻道路(県道484号線)経由14km→八ヶ岳美術館
○中央自動車道(諏訪南I.C.)→7km→八ヶ岳美術館
地図 Google MAPで見る
公式HP https://yatsubi.com/exhibition/article.php?post_id=3536

展示内容・解説

岩波其残(1815-1894)は文出村(現・諏訪市豊田文出)生まれの俳人・画人で、久保島若人に学んだ俳句、温かなユーモアにあふれた視点で人々の営みを捉えた俳画や楽焼、諏訪の名所を紹介した明治時代の旅行ガイドブックの先駆け『諏訪土産』のさし絵で知られています。幼いころから文筆と諸芸に長けていた其残は、のちに妻となる美智とともに彼女の郷里 尾張を始め北は奥州、南は九州など幕末の日本全国を巡り、各地の風景を画帳に写生、写真技術を初めて諏訪にもたらすなど、見聞を諏訪に伝えました。長旅を終えて帰郷したのちは、諏訪の風物や人物を題材とした句集・俳画集を出版、俳画を描き、軽妙な画風は現在も人々に愛されています。優れた楽焼は明治時代、来日したエドワード・モースに見出されて米国に渡り、ボストン美術館の陶器コレクションに収蔵されました。其残の評伝を書いた小平雪人も絶賛した同形の《楽焼 獅子香炉》がこのたび諏訪市豊田の江音寺で発見され初公開となります。
幕末・明治に活躍した渡辺雪湖や諏訪に移り住んだ長崎派の天龍道人、小池龍湖と原村の五味龍洲など諏訪文人画の画家たちの作品とともに、激動の時代を生き、芸術に表現した其残の世界をご紹介いたします。
(公式HPより)

アーティスト

  • 岩波 其残

近隣イベント

TOP