徳川美術館

The Tokugawa Art Museum
徳川美術館
徳川家康の遺品を中心に、初代義直(家康九男)以下代々の遺愛品、いわゆる「大名道具」1万件余りを収める美術館。収蔵品は駿府御分物(徳川家康の遺品)など尾張徳川家伝来の大名道具や、他の大名家の売立てでの購入品、名古屋の豪商らからの寄贈品などで、2016年現在で、国宝9件、重要文化財59件を収蔵する。国宝「源氏物語絵巻」や「西行物語絵巻」、3代将軍徳川家光の長女千代姫の婚礼調度をはじめ、徳川美術館ならではの種類の豊富さ、質の高さ、保存状態の良さを誇る。その建築は、近代的設備を備えた画期的美術館としてヨーロッパの建築界にも紹介されたことがあり、現在の企画展示室(第7・8・9展示室)と南収蔵庫は、城閣を思わせるような帝冠様式建築で、昭和初期の日本の美術館建築を代表する建造物として、国の有形文化財に登録されている。
開館時間
10:00-17:00 (入館16:30まで)
定休日
月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入館料
一般  1,550円(1,350円)
※()内は20名以上の団体料金
※高齢者(65歳以上)が年齢証明を呈示した場合、障がい者手帳、愛護手帳(療育手帳)などを呈示した場合の本人と付き添い1名は団体料金適用
TEL
052-935-6262
URL
http://www.tokugawa-art-museum.jp/
住所
〒461-0023 名古屋市東区徳川町1017
地図
所蔵作品
<国宝>
紙本著色源氏物語絵巻 43面(絵15面、詞28面)
婚礼調度類(徳川光友夫人千代姫所用)
太刀 銘光忠
太刀 銘国宗
太刀 銘正恒
太刀 銘長光(名物遠江長光)
太刀 銘来孫太郎作(花押)正応五□辰八月十三日以下不明
短刀 無銘正宗(名物庖丁正宗)
短刀 銘吉光(名物後藤藤四郎)