「ムンク展」の見どころを詳しく解説!初日の混雑状況も
いよいよ10月27日(土)から上野の東京都美術館で展示が始まった「ムンク展-共鳴する魂の叫び」
ムンクの代表作「叫び」の初来日とあって、開催前から大きな話題となっていますね。
thisis編集部もそんな大注目の展示に朝一で行ってまいりました!
今回は話題のムンク展に行ってみた実際の感想を丸ごとお伝えいたします。
これから行こうと思っている方もぜひこれを読んでから足を運んでみてください。きっと2倍楽しめちゃいますよ!!
「アート診断」
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開催初日の混雑状況は?
開催日当日という事もあって、開演一時間前の朝8時半に美移館前に行きました。(早起き頑張りました…笑)
さすがにまだ並んではいないだろうと甘く考えていました…
ちなみにこの後ろにも行列がズラリ…笑
ムンク人気をなめてはいけなかったようです…
館内に入ってから入場のために並び直すのですが、荷物を預けるためにロッカーに行ってしまうと一度列を離れることになってしまい、さらに時間がかかってしまうため、なるべく少ない荷物で行く事をおすすめします!
入場規制は?
朝一で行けばさすがに入場規制に引っかかることはなかったのですが、お昼時などの特に来場者が多い時間帯には入場規制がかかってしまう事があります。
せっかく行ったのに入るだけで何十分も待たされてしまった…なんてことになったら、作品を見る前に疲れてしまいますよね。そうならないためにも公式Twitterから流れてくる情報をチェックしてから行く事をおすすめします!
ソース
さけびクンが混雑情報を教えてくれるので、行く前にチェックしておけば並ぶ時間が短縮されてスマートに鑑賞できますよ。
さらにグッズの売り切れ情報なども発信しているので、お目当ての商品の在庫状況も要チェックです!
当日券の買い方
当日券は東京都美術館内で購入が可能です。
しかし、前売り券よりも200円高くなってしまう事や、当日の混雑状況によってはかなり時間がかかってしまうため、なるべく前売り券を購入されてから行くことをおすすめします。
展示内容は?
ムンクの「叫び」と代表的な60作品が来日
何と言っても今回の目玉は、誰しも一度は見たことがあるというムンクの「叫び」です。
複数ある「叫び」のうち、ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の《叫び》が日本で展示されるのはなんと今回が初!!
その他にも、約60点の油彩の名品をはじめ、ムンクが生涯描き続けた約100点の作品を見ることができます。
ムンクが生きた軌跡をたどりながら、画家としてどんな変動を遂げたのか、代表作を味わいながらじっくりと振り返ることができます。
そもそもムンクってどんな人?
エドヴァルド・ムンクは1863年に軍医の父のもと、ノルウェーに生まれました。
しかし、ムンクが5歳の時に母親を、14歳の時に姉を亡くしました。二人の死はムンクに大きな影を落とし、それらは作品にも色濃く表れています。
その後ムンク自身も病気のため、通っていた工業専門学校をやめて、画学校の夜間コースに通い始め、画家になることを決意しました。
ソース
1892年、ムンクはベルリンで展覧会を開催。しかし、芸術家協会の反対勢力やマスコミによって反対を受けて、展覧会はわずか1週間で閉鎖されてしまいます。当時は印象派の絵はほとんど浸透しておらず、ムンクの絵は理解を得ることができなかったのです。ところが、皮肉にもこれらの一連の騒動はムンクを“時の人”としました。
ソース
それからのムンクは愛をテーマとして絵を描き始めます。そこで生まれたのがムンクの代名詞とも言える「叫び」です。
『呼吸し、感じ、苦悩し、愛する人生を描くのだ。』ムンクはこのように言い、目には見えない心の中を描きました。
ムンクは生涯独身を貫きましたが、人妻との苦しい恋や、自由奔放な娘との恋など様々な女性との恋を経ることで、それらもムンクの作品の一部となっていきました。しかし、39歳の時には交際していた女性とのもつれ話からもみ合いになり、拳銃が暴発。ムンクが左指の一部を切断するという事件が起きます。それから二人の女性に恋をするムンクですが、結婚をすることはありませんでした。
亡くなるまでの間、ムンクは創作の手を止めませんでした。戦争のさなか自宅の窓ガラスが割られ、凍える寒さの中、気管支炎を患って77歳で息を引き取りました。
これらはムンクのほんの一部に過ぎません。ムンクの人生を振り返りながら作品を鑑賞することで、本当のムンクの人物像が見えてくるのではないでしょうか。
ぜひ美術館で作品を実際に見て、生のムンクを感じてみてください。
人気声優「福山潤」が音声解説を担当!
福山潤さんと言えば、代表作であるコードギアスの主人公ルルーシュ・ランペルージを始めとして、「おそ松さん」の松野一松、『暗殺教室』の殺せんせーや、黒子のバスケの花宮真、テガミバチのゴーシュ・スエードなどなど…幅広い役柄を器用に使いこなす声優界のエンターテイナーです!!
そんな福山さんがムンクの壮絶な人生について音声で分かりやすく解説をしてくれます。
音声ガイドはヘッドホン型なので、疲れることもなく鑑賞することができますよ。
展示会場入り口でチケットを見せたあと、音声ガイドの貸出コーナーで購入できます。(税込550円)
素敵な声に包まれながら、ゆっくり作品を鑑賞する…とっても贅沢な休日になること間違いなしです!
今回の見どころ
ムンクの「叫び」が初来日
今回のムンク展でみられるのは、4枚ある彩色画の「叫び」のうち、オスロ市立ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の「叫び」です。
しかも油彩画の「叫び」は日本では初めての展示なんですよ。
「叫び」という題名から、叫んでいる人の絵だと思っている方が多いんですが、実はこれ、耳をふさいでいる描写なんです。そんな豆知識なんかを知ってから作品を見るとより楽しめるかもしれませんね。
愛と死を描いた「魂のフリーズ」シリーズ
「病める子Ⅰ」
ソース
亡き姉ソフィエをモデルとして制作した作品です。
当時は「失敗作」などと呼ばれ、全く評価されなかったのですが、今ではムンクを語るうえで無くてはならない、重要な作品となっています。
「夏の夜、人魚」
ソース
ムンクが29歳ごろの作品。美しい月に照らされた夏の夜、人魚の悲しげな顔がこちらを見つめています。アンデルセンが書いた童話『人魚姫』を見ているかのようですね。
「月明かり、浜辺の接吻」
ソース
月明かりの下、海辺で接吻をしている二人は溶け合うように一体化しています。
「接吻」はムンクの長年のテーマであり、モチーフともなっています。
人間の内面を表した作品の数々
「絶望」
ソース
「叫び」と同じオスロ・エーケベルグの丘を舞台に描かれた作品。
メランコリックな人間の感情が色濃く映し出されている。
「生命のダンス」
ソース
左から順に処女・娼婦・修道女というように、時の流れを表している作品。
白・赤・黒それぞれのカラーからもムンクの表現が感じられます。
「地獄の自画像」
ソース
婚約者とのもつれから起こった銃暴発事件後に描かれた作品。
内向的な性格イメージの強い自画像です。
晩年の名作も来日
「星月夜」
ソース
晩年のムンクが描いたのは周囲にある豊かな自然でした。
静かに自然と対話しているムンクが想像できます。
「自画像、時計とベッドの間」
ソース
ムンクの最晩年の作品です。
時計の針が描かれていないところからも、ムンクの死に対する思いを感じることができます。
帰りはグッズも要チェック!
公式グッズ
展覧会で外せないのが『ポストカード』です!
料金も手頃なところが嬉しいですし、なにより一番印象的だったポストカードを買っておけば、記憶にも残りやすいですよね。
こけし
静かに彼らはたたずんでいました…笑
結構なお値段にびっくりしつつ、じっーとみているとなんだか愛着がわいてしまいました。笑
キーホルダー
シュールな感じがかわいいキーホルダー。
大きさもちょうどいいので、バックに付けたらおしゃれですね!
ポケモンコラボグッズ
実際に行ってみて思ったのですが、ポケモン人気がとにかくすごいです!!
ポケモングッズを見るための列が用意されてました…笑
ポケモンのコラボグッズが欲しい方は、鑑賞前にお土産を買ってしまうなどの対策が必要だと思います…!
ぬいぐるみ 叫びピカチュウ
「叫びピカチュウ」のネーミングも最高に可愛いですね。
ピカチュウ、イーブイ、ミミッキュ、コダック、モクローの5つのバージョンがあります。
いつもと雰囲気の違うポケモンたちもかわいいですね。
他にもムンクグッズがたくさん!
ムーチョの叫び カラムーチョ ホットチリ味
意外としっくり来ているイラストにびっくりしました。笑
しかも結構大きめで存在感抜群なので、お土産にピッタリです!
BEAMSとのコラボTシャツです。
ムンクのイラストがコミカルに描かれていてとってもかわいかったです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私個人の感想としましては、案外中は混雑していなかったので、ゆっくり作品を鑑賞できた印象です。(午前中がおすすめです!)
ただ、お土産コーナーはびっくりするくらい並んでいたので、買うものはある程度目星をつけておくべきだと思いまいした。
これから行こうと思っている方の少しでも参考になれば幸いです!
ぜひ楽しんできてくださいね。
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