猪熊弦一郎展 デフォルマシオン

会期終了

Information

 
会期2021年9月18日〜2021年12月5日
会場 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
入場料 一般 300円(240円)
大学生 200円(160円)
高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内は20名以上の団体料金(企画展料金は別途)
開館時間 10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日
電話番号 0877-24-7755
住所 〒763-0022香川県丸亀市浜町80-1
アクセス ■鉄道(JR)で
○JR丸亀駅下車、南口より徒歩1分
○東京駅 -(新幹線で約3時間20分)- 岡山駅 -(松山または高知方面行特急で約40分)- 丸亀駅
○博多駅 -(新幹線で約1時間40分)- 岡山駅 -(松山または高知方面行特急で約40分)- 丸亀駅
○高松駅 -(予讃線快速で約30分)- 丸亀駅

■お車で
○(瀬戸大橋経由)瀬戸中央自動車道 坂出北ICより約15分
○(神戸淡路鳴門道経由)高松自動車道 坂出ICより約15分
○高松自動車道 坂出IC・善通寺ICより約15分
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公式HP https://www.mimoca.org/ja/collection/current/

展示内容・解説

猪熊弦一郎(1902-1993)は、その画業の初期は写実的な絵画を描いていましたが、しだいに新たな表現を求め、モチーフを変形して描く「デフォルマシオン」の方法を取り入れるようになります。猪熊は、「デフォルマシオン」とはでたらめに形を変えればよいというのではなく、画面のバランスから必然的に生まれる、意識的な変形であると考えました。本展では、こうした変形による表現の探求に焦点を当て、戦前から1955年の渡米までに描かれた作品をご紹介します。

展示室Aでは、1950年頃までの主に単独の人物像を展示しています。猪熊は人体の造形美に魅かれ、大学卒業後、フランス遊学中、戦後など、時期によって異なる画風でモデルや身近な人物を描きました。身体の比率を変えたり、省略したり、図形的に描いたりと、様々な変形を取り入れましたが、何よりも大事にしていたのは画面全体の造形的な秩序でした。

展示室Bでは、1950年から渡米までの作品を展示しています。この頃、人のほかにも猫、鳥、魚といったモチーフが登場するようになります。異なる形のモチーフを組み合わせるとともに、より大胆な変形も取り入れ、複雑でありながらも秩序をもった画面をつくり上げました。

身近なものの形にとことん向き合ったこの時期の画業は、その後、ニューヨークで抽象を開花させるための礎ともなったと言えるでしょう。新しい絵画に向かう猪熊の、形への飽くなき挑戦をどうぞご覧ください。
(公式HPより)

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