土門拳記念館

Ken Domon Museum of Photography
土門拳記念館
土門拳は昭和を代表する写真家。徹底したリアリズムにこだわった報道写真や寺院仏像など日本の伝統文化を独特の視点で切り取った作品を発表し、戦後写真界をリードした人物です。1974年に酒田市名誉市民第1号となった土門拳は、自分の全作品約7万点を郷里の酒田市に寄贈したいと語り、酒田市はそれに応えて1983年、土門拳記念館を完成させました。一人の作家をテーマにした世界でも珍しい写真専門の美術館です。土門のライフワークであった「古寺巡礼」をはじめ、収蔵作品の保存をはかりながら順次公開しています。飯森山公園の美しい自然林と丘を背景に秀峰・鳥海山を眺望する絶好の場所に位置し、土門と深い親交のあった亀倉雄策、イサム・ノグチ、勅使河原宏などの芸術家が寄贈した銘板やオブジェなども見どころです。
開館時間
9:00-17:00(※入館は16:30まで)

定休日
4月~11月:無休(※展示替えのため臨時休館する場合あり)12月~3月:毎週月曜日(※月曜祝日の場合は翌火曜日が休館)年末年始休業
入館料
特別展の期間:一般800円(650円)学生400円(300円)小中学生無料。その他の期間:一般430円(370円)学生210円(160円)小中学生無料 ※( )内は20名以上の団体割引料金※特別展期間中は料金が変更になる場合があるので要確認※障がい者手帳をお持ちの方は半額、同伴の方も割引になる場合があるので要問い合わせ。会員券(1年間有効、随時受付):特別会員10

TEL
0234-31-0028
URL
http://www.domonken-kinenkan.jp/
住所
〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
地図
所蔵作品
土門拳「古寺巡礼」「室生寺」「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「文楽」「風貌」。銘板:亀倉雄策、彫刻:イサム・ノグチ「土門さん」、庭園:勅使河原宏「流れ」、銘石:草野心平「拳湖」