東京都美術館

TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM
東京都美術館
東京都美術館は1926年、日本初の公立美術館「東京府美術館」として誕生。官展や美術団体、新聞社などの展覧会場となり、芸術家の発表の場として発展していきます。1943年には都制施行により「東京都美術館」と名称変更。1960年代以降は、新しい美術表現を試み既成概念を打ち破ろうとするエネルギーの炸裂の場となりました。1975年には老朽化した旧館に代わる新館が竣工され、専門の学芸員や司書も配置。展示・収集事業とともに造形講座や公開制作などの美術文化事業を推進し、公募展示室、アトリエ、講堂などを貸し出す貸館事業もスタート。今日の公立美術館で広く見られるこれらの機能は、都美術館がその先駆けのひとつです。東京藝術大学をはじめとする美術大学や芸術系高校の卒業制作展などをきっかけに、都美術館で作家デビューや鑑賞デビューをする人も増えていきました。さらに2012年のリニューアルを機に、すべての人に開かれた「アートへの入口」となることを目指します。歴史とともに都美術館の役割は移り変わってきましたが、「世界と日本の名品に出会える美術館」としてアートとのかけがえのない出会いを提供するその魅力は、今後も褪せることはないでしょう。
開館時間
9:30~17:30、特別展開催中の金曜日 9:30~20:00※いずれも入館は閉館時間の30分前まで

定休日
全館:毎月第1第3月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)特別展・企画展:毎週月曜日休室(祝日・振替休日の場合は翌日)整備休館:7月9日~16日、12月25日、年末年始:12月31日~1月1日
入館料
入館無料、観覧料は展覧会ごとに異なる。東京・ミュージアムぐるっとパス:東京都内の美術館や博物館などの入場券や割引券がつづられているチケットブック、2,200円(大人料金のみ)販売期間:2018年4月1日(日)~2019年1月31日(木)有効期間:最初に利用した日から2か月間※ただし最終有効日は2019年3月31日(日)購入場所:東京都美術館内ミュージアムショップのほか全92対象施設、東京観光情報センター(東京都庁第一本庁舎1階)ほか。パートナーシップ:パートナーシップ会員校向け、学生証の呈示による無料入館、一部の展覧会における特別割引、優待価格で提供するコンサートや演劇等の公演本数の拡大。無料規定:東京都内の小学・中学・高校生、並びにこれらに準ずる方と引率の教員が、学校教育活動として観覧する場合※要事前申請
無料開放日
家族ふれあいの日:毎月第3土曜日、翌日曜日、一般当日料金の半額(特別展・企画展などの対象となる展覧会のみ)18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)※証明できるものの提示が必要
TEL
03-3823-6921
URL
https://www.tobikan.jp/
住所
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
地図
所蔵作品
井上武吉「my sky hole 85-2 光と影」1985(ステンレス・鉄彫刻)
堀内正和「三本の直方体B」1978(ステンレス彫刻)
朝倉文夫「佐藤慶太郎像」1926(ブロンズ彫刻)
ジョセフ=アントワーヌ・ベルナール「舞踏」1925(石膏レリーフ)
青山杉雨「唐詩」安東聖空「不二」
金子鷗亭「知床(自詠歌)」1964
山崎節堂「高野蘭亭雪中吉祥閣に登る詩」1975