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アンティークとは?骨董・ヴィンテージとの違いや魅力、都内のおすすめショップを紹介

「アンティーク」という言葉はインテリアや美術品を語る際によく使われます。インテリアに興味がある方でも、アンティークについては「何となく古いもの」という漠然としたイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事ではアンティークの意味や魅力について解説し、おすすめのアンティークショップなども紹介します。

アンティーク好きの方はもちろんのこと、アンティークアイテムの購入を検討している方も、ぜひとも参考にしてくださいね。

 

アンティークとは

フランス語で「骨董品」を意味する

アンティーク(antique)とは、「古い」、「古代の」、「古風な」という意味ですが、この言葉はフランス語で骨董品を意味する「l’antique」から由来しています。

現代におけるアンティークの厳密な意味は、「製造された時点から100年以上経った手工芸品・工芸品・美術品」というのが概ね一般的な定義であると考えられています。

特に職人の手によって作られた美術品や古道具について使われる場合が多く、機械的に大量生産されたものに対するアンチテーゼとしての意味合いで使われることもあります。

 

アメリカが定めた通称関税法

アンティークの明確な定義について説明するためには、1930年代のアメリカまで時代を遡る必要があります。

ルーズベルト政権下にあった1934年のアメリカでは、「通商関税法」という関税や貿易に関する一般的な協定をまとめた法律が施行されました。

そして、その通称関税法には骨董品や古美術品の定義として、「100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」と明記されています。

現在のアンティークの意味はこの記述が元となって、製造されてから100年以上経ったものという定義が一般的になったと言われています。

 

「骨董品」との違い

アンティークと骨董品は、語源が同じなだけあって意味がとても似ています。

しかし、日本において「骨董」とは古い品物全般を指す言葉として使われており、その中にはアンティークの品物が含まれることから、アンティークは骨董品の中にあるグループの一つであると言えるでしょう。

また、骨董品は美術品として評価されているものに対して使われる傾向が強く、アンティークに比べて品物の芸術的価値をより評価しているニュアンスがあります。

 

「ヴィンテージ」との違い

アンティークと似た意味で使われる言葉に「ヴィンテージ」が挙げられます。

ヴィンテージは定義があいまいで、アンティークのように「製造時から100年以上」などの明確な基準がありません。

もともとは、上質な古いワインを指す際に使われていた言葉で、それがより一般的になった結果古いもの全般を形容するようになったと言われています。

現代では長年の慣例から、1970年代以前の古着などによく使われています。

アンティークとの大きな違いは、ヴィンテージの方がワインや古着などの短期間で消耗されるものに使われることが多い点といえます。

 

アンティークの定義はあいまい?

これまでアンティークの定義と類似する言葉との比較を説明してきましたが、アンティークの定義はその国の文化や使われる状況などによって変化するため、定義を完璧に一律化することは難しいと言えます。

したがって、アンティークの品物をこれから揃えてみようと思われている方は、自分自身の求めているアンティークの定義や基準を持っておくと選びやすくなると思われます。

アンティークと一口に言っても、様々な種類があります。

例えば、伝統的なイギリス風であったり、おしゃれなフレンチアンティーク調であったり、古くからある和箪笥などの日本の家具もアンティークに含まれるでしょう。

ジャンルによって全然異なってくるので、どのようなアンティーク品に魅力を感じているのか、自身の中で定義づけて置くと選ぶ際に失敗せずにすみます。

 

アンティークの魅力

美しい木目

美しい木目

アンティークの大きな魅力は、美しい木目の高級材を贅沢に使用している点にあります。

特に西洋アンティークでよく使われているのはローズウッドやマホガニーなどの木材です。

しかしこれらは伐採により数が激減したことからワシントン条約で絶滅危惧種に指定されているため、現在では新しい家具に使われることはありません。

つまりアンティークでしか楽しめない木材や木目が存在している、ということです。

アンティークの高級感あふれる木目は、現代の商品でよく見られるプリントシートなどによる木目とは一味違います。

ぜひ、実際に見て触れてみて、その違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

世界にひとつだけの「一点もの」

アンティークは世界にひとつだけの「一点もの」として大きな価値があります。

木目や色合いなどがものによって異なるのはもちろんですが、そもそもアンティーク家具は職人によってオーダーメイドで作られているものも多いため、世界に一点しか存在しない場合がほとんどです。

また冒頭で書いたように、「アンティーク」という言葉自体が、機械による大量生産品への対抗として生まれた経緯があることから、一点ものとしての魅力をより打ち出していると言えます。

大量生産が当たり前になった現代だからこそ、アンティークの唯一無二な魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

職人技による凝った装飾

アンティーク家具は、職人によって施された装飾も大きな魅力と言えます。

装飾品として楽しむことも考慮されたアンティーク家具は、現代では手間がかかりすぎて再現が不可能な細かい装飾が施されています。

緻密に作り込まれた美しい装飾は、職人による手作業ならではのものであり、大量生産品では再現不可能なのです。

まさに当時の職人技が反映されていることから、アンティーク家具は芸術品としても大きな価値を持っていると言えるでしょう。

 

時代性や地域性が反映されたデザイン

アンティーク家具は、その国の文化や歴史を楽しめるのも魅力の一つです。

例えば、西洋アンティークの家具は草花をレリーフにしたデザインや象嵌細工、S字型の猫脚などのように19世紀以前にあった西洋の室内装飾文化がよく反映されています。

また、和製アンティークであれば、伝統的な和箪笥などで見られるように漆塗りが施された木地に、鉄金具や蒔絵などが装飾されており、日本独自のデザインが楽しめます。

 

修理すれば何度でも使える

アンティーク家具は修理をすることで、長い間使うことができます。

例えば、塗装を塗りなおすだけでも新品同様の仕上がりにすることもできますし、椅子やテーブルなどにぐらつきがある場合は立付けを直すだけでもしっかりと家具として使うことが可能です。

現代の家具では修理をするより新しく買い直す場合が多いと思いますが、一点もので代えが効かないアンティークだからこそ修理という手段が有効になります。

 

価格が下がりにくい

アンティーク家具には、資産としての価値もあります。

例えば、不動産や自動車などの資産は、減価償却により時が経つにつれて価値が下がっていくのが普通ですが、骨董としての価値があるアンティーク家具の場合は、その価値が下がりにくいと言えます。

むしろ価値が下がりにくいどころか、貴重な品物であれば逆に高騰する場合もあります。

同じ家具を買うにしても、資産として優秀なアンティーク家具を選ぶことは経済的であると言えるでしょう。

 

都内で人気のおすすめアンティークショップ

ナンセンス下北沢 モダンな雰囲気が融合した雑貨が豊富

下北沢にある「ナンセンス下北沢」では、現代的にリデザイン・リメイクされたアンティークを多く扱っています。

アンティークを現代の生活スタイルにどのように合わせるか考えるうえで、とても参考になるコーディネートが展開されているため、これからアンティークを取り入れたいと考えている方にもおすすめしたいショップです。

営業時間:13時00分~19時00分

定休日:金曜日・第2第4木曜日

住所:東京都世田谷区代沢5-6-16

TEL:03-3418-0530

公式HP:https://non-sense.jp/

 

アンティークス タミゼ シンプルで優しいアンティークが並ぶ

渋谷区恵比寿にあるアンティークショップ「アンティークス タミゼ」では、シンプルで優しいデザインのアンティーク品が多く扱われています。

オーナーが厳選したハイセンスで一味違う面白さがあるような品が並んでいるので、ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。

営業時間:12時00分~19時00分

定休日:月・火曜日

住所:東京都渋谷区恵比寿 3-22-1

TEL:03-6277-2085

公式HP:http://tamiser.com/index.php

 

バザー・エ・ガルゼ・モンジェ ヨーロッパ各地のアイテムを扱う

「バザー・エ・ガルゼ・モンジェ」では、デザイン性の高いヨーロッパ各地のアンティーク家具を取り揃えています。

特にフランスで買い付けたアンティークを多く扱っているため、フレンチアンティーク特有のおしゃれな家具を探している人にはおすすめです。

営業時間:12時00分~19時30分

定休日:水曜日

住所:東京都渋谷区神宮前5-2-11

TEL:03-5774-5426

公式HP:https://www.hpfrance.com/shop/bazar?sc=bazar

 

ロイズ・アンティークス 英国アンティーク家具を中心こだわりアイテムが多数

「ロイズ・アンティークス」では、英国の伝統的なデザインのアンティーク家具を中心に揃えています。

上品でエレガントなアンティーク家具をお探しの方には、間違いなくおすすめのショップです。

店舗も多く構えているので、お近くの店を実際に覗いてみてはいかがでしょうか。

営業時間:11時00分~19時00分

定休日:無休

住所: 東京都渋谷区神宮前3-1-30(青山店)

TEL:03-5413-3666

公式HP:https://www.lloyds.co.jp/

 

アンティーク山本商店 懐かしい雰囲気の日本のアンティークアイテムが多数

和製アンティークをお探しであれば、世田谷区北沢にある「アンティーク山本商店」に行ってみましょう。

商品数が2000点という圧倒的ボリュームを誇っており、和製アンティークに関しては国内最大級の品ぞろえであると言えます。

また、職人によって一点一点が丁寧にリペアされているため、安心して選ぶことができるのも魅力的です。

営業時間:11時00分~19時00分

定休日:月曜日

住所:東京都世田谷区北沢5-6-3

TEL:03-3468-0853

公式HP:https://www.antique-yamamoto.co.jp/

 

マンダリン 中国のアンティーク家具ならここ

中国のアンティーク家具をお探しの場合、代官山にあるマンダリンがおすすめです。

100年から200年前の中国清朝後期に創られたアンティーク家具を中心に扱っており、現地で実際に見てから買い付けを行っているとのこと。

直輸入しているので、安心かつリーズナブルな価格での購入ができます。

鑑賞用としてはもちろんですが、実際に家具として使ってもらうことを想定した品物選びを行っていることもポイントです。

営業時間:12時00分~19時00分

定休日:月曜日

住所:東京都渋谷区恵比寿西2-11-16

TEL:03-3464-8588

公式HP:https://www.mandarin-antique.jp/

 

ビッケ アンティークの小物類が豊富

吉祥寺にある「ビッケ」は、アンティークの小物類が充実しています。

特に北欧系の小物やキッチン雑貨などを中心に取り揃えています。

また、アメリカのアンカーホッキング社の耐熱ガラスブランドであるファイヤーキングや、フィンランドの陶器メーカーであるArabia(アラビア)などのヴィンテージ食器も充実していておすすめです。

営業時間:(平日)12時00分~20時00分(土日祝)11時00分~20時00分

定休日:無休

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町3丁目2−9

TEL:0422-26-8792

公式HP:https://wickie.stores.jp/

 

RECTOHALL おしゃれな欧州のアンティークアイテムが豊富

「RECTOHALL」ではヨーロッパを中心としたアンティーク家具が豊富にあります。

扱われているアイテムは汚れなどをできるだけそぎ落として、表面をワックスや水性塗料で整えているため、清潔感があるアンティーク家具を楽しむことができます。

現代の日本人の暮らしにも馴染むように様々な配慮がなされていることから、これからアンティークを部屋に取り入れたいと思っている方にもおすすめできます。

営業時間:12時00分~19時00分

定休日:月曜日

住所:東京都渋谷区恵比寿南2‐15‐6 greenhills GF

TEL:03-3716-1202

公式HP:https://rectohall.com/our_shop.php

 

ジョバンニ 魅力的なイタリアンアンティークの文具品が多数

吉祥寺の中道通り沿いにある「ジョバンニ」は、輸入文具店でイタリアンアンティークの文具品が多数並んでいます。

直接イタリアから買い付けられたこだわりの商品が扱われており、珍しい品々を見ているだけでも楽しめます。

日本国内のみならず、アジア各国から訪ねてくる顧客も少なくないようです。

営業時間:11時00分~20時00分

定休日:水曜日

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-13-2

TEL:0422‐20‐0171

公式HP:https://www.giovanni.jp/

 

Mieux 1点もののナチュラルアンティークが魅力

目黒区自由が丘にある「Mieux」では、フランスやイギリスで買い付けたアンティーク雑貨を取り扱っています。

特にプレートなどのアンティーク食器・陶器が豊富に揃えられていて、一点ものとしてのデザインを楽しむことができます。

アンティーク食器をお探しの方は、ぜひ一度店内を覗いてみてはいかがでしょうか。

営業時間:11時00分~19時00分

定休日:水曜日

住所:東京都目黒区自由が丘3-6-8

TEL:03‐3718‐1711

公式HP:https://www.mie-ux.com/SHOP/rating_list.html

 

まとめ

トップ画像

アンティークの魅力とおすすめのショップを紹介してきました。

大量生産、大量消費が当たり前になった現代だからこそ、アンティークはひときわ輝きを放ち始めます。

アンティークはひとつひとつの個性が大きな魅力であり、世界に一点だけの唯一無二な存在です。

一期一会なアンティークとの出会いを楽しみながら、自分だけの品物を探してみてはいかがでしょうか。

 

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